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容赦なく寒い

冬の夜が

己以外熱源のない

この部屋へと忍び込む

もはや全てが

零下の領域

指先から奪われる

血のぬくもりと

身体の自由

吐く息は白く

空気を揺さぶるが

圧倒的な夜気に

押しつぶされて散る

朝は遠く

氷の彫像はもう

溶けない予感に襲われ

夜は長く

侵入する絶望を

押し留める術はない

嗚呼

夢と死と朝のいずれの

訪いの足音が

耳元に響いているのか
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2006.12.29 Fri l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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