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そぼ降る雨に
吐息をつく庭の木々
濡れて鮮やかな紫陽花の
葉陰に見えた子猫の背中

こちらへおいでと声をかければ
ひとりで生きると決めたから
人のぬくもりは要らないと啼く

放っておくのは寝覚めが悪いと
苦笑混じりに言ったなら
目障りならば去るわと啼いた

あれは私
肩肘張って
濡れるに任せた
紫陽花の色に隠れた
黒く小さな
あれは私

私が寂しくて寒いから
どうぞ隣に来て欲しいのと言えば
ようやく子猫は近寄った

暖かなミルクと紅茶を淹れて
窓越しの雨を見よう
ゆっくり静かに見ていよう

雨が晴れて青空になる頃に
きっと歩いていけるから


(2009-06-09)
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2010.06.06 Sun l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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