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桜の花が散るたびに
切なくなってしまうのと
通りすがりの少女が言った

咲き続ける桜があれば
切なくないのかいと
隣を歩く少年が言った

開き始めて満開になって
あっという間に散り初める
だからいいんじゃないか

純情可憐に蕾を震わせ
幻のように世界を染めて
夢のように降り注ぐ

まるで一瞬の恋みたいだと
瞳をあわせ微笑みながら
隣に佇む少年は接吻した

だからまた次の春にね
そう言って消えた少年を送り
通りすがりの少女は去った

彼の埋まった桜の幹の
吹雪く花弁を浴びながら


(2009-04-03)
桜の下に埋められた少年と、通り過ぎていく少女。
恐らくどちらも生者ではないのではないか、と思います。

一年前の私がどう思って書いたのかは分かりませんが(笑)

本来ならけして交わらない二人の淡い恋は、花が咲くたびに始まって終わる。
毎年美しく咲いては散る桜の下で。
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2010.04.04 Sun l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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