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消しゴムが転がっていった
君の足元
気付かないだろ

消しゴムをなくした僕は
ノートを見つめ
途方に暮れる

黒板には書かれてない
テストに出ない
大事な言葉

君の足元転がっている
消しゴムなんかじゃ
消せないけど

書きっぱなしでなくて
隠してたい
人にはナイショ

君の背中に心のなか
声をかける
こっちを見てよ

転がっていった消しゴム
君の足元
見つけとくれよ

チャイムが鳴ったらさ
僕の消しゴム
届けに来て

消しそこなった
大事な言葉
見せたげるよ


(2007-08-30)


手慰みにいろんなこと書いたりしませんでしたか。
落描きだったり、詩や小説だったり。
不真面目な授業態度ですけど(笑)

さて、この『僕』が書いたものはいったいなんだったのか。
私はおそらくその答えの大体を知っていますが、皆さんはどう想像されますでしょうか。

でも想像を働かせると、ぜんぜん違う言葉も出てきたりしてなかなか面白いです。
もしかすると『僕』は、『君』に謎解きの依頼をしているのかもしれないし、秘密の会合の案内を書いているのかもしれませんw
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2008.09.23 Tue l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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