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遠い昔に
想っていた
あなたのこと
今ではもう
夢の彼方

顔も形も
霧の向こう
思い出せない
風に乗せて
声だけが

遠い街の
夜汽車より
もっと微かな
欠片だけが
耳に届く

幼い胸に
染み込んだ
あなたの声は
街の喧騒に
消えてく

身も心も
離れたのに
不意に訪れる
二人の記憶
声だけが

ただ
声だけが


(2007-04-20)


いろは二字タイトル縛り「こえ」です。

もともと人の顔をはっきり見るということをしないせいか、実は人の顔を覚えるのが苦手です(笑)
当然、思い出すのも苦手なので、これは私の体験も交じってます。
(基本、作品はほぼフィクションです)

ある程度生きてると、そういう過去が不意に訪れる、そんな夜もあるものです。
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2008.05.18 Sun l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top

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