FC2ブログ
根の国へ
行く船の過ぐを
見送りて
乗りたる人の
面影を追ふ


その船には
ひとり
ふたり

誰ともつかぬに
ひとり
ふたり

乗り込んでは進む

その船には
あなた
あなた

見送ったのは
わたし
わたし

距離はもう遥か彼方

その船の
行方は
知らず

ただ不意に
前を
通る

まだ乗り込めぬ乗り込まぬ

その船は
遠く
遠く

声だけが
朧に
響く

もう亡い人の声のみが


根の国へ
行く船の過ぎて
櫂の音の
草の陰から
幽かに聞こゆ



(2006-12-07)


コレもまたタイトル縛りの「ねの~ねの」です。
年明け早々暗いな…(笑)

淡々と単純なメロディを付けてもいけそうな流れの中、なぜか、最初と最後がこんな感じになってます。
多分、最初にどっちかが浮かんだので、体裁を整えるためにもう一つを作ったような気がします(笑)
スポンサーサイト




2008.01.05 Sat l 月々 l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

お馴染みの、拘束ルールの中

言葉の影に光るものを感じます

船出というより、この国の今年を象徴しているように

受け取りました



今年も宜しくお願いします
2008.01.05 Sat l ぷりゅす. URL l 編集
コメント、ありがとうございますv
拘束ルールは、己の想像しないところに展開が広がるので割合好きですv
光っていたら更に嬉しいですv
この国の今年。
どうなるのか、知るのは櫂を持つ人のみですかね。
ちょっと不安・・・(笑)

こちらこそ、今年も宜しくお願いいたします。
2008.01.05 Sat l あーるぐれい. URL l 編集

コメントの投稿












トラックバック

トラックバック URL
http://tearoombergamot.blog55.fc2.com/tb.php/1273-47f24b22
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)