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お天気のいい日には
秘密の庭で待っているわ
図書室を抜けた温室の先
冬薔薇の小道
小走りで駆けてきて

降り注ぐお日様に
煌めく髪を揺らして微笑うの
ナイショのおしゃべりをしましょう
小鳥達の囀り
それとも少女の笑い声

本の森の中を通り
冬枯れの木立の下を
野放図に乱れる薔薇の間を
こっそりと駆けてきて


お日様の出ない日にも
秘密の庭で待っているわ
図書室を抜けた温室の中
熱いお茶を用意して

手作りの焼き菓子を
頬張りながら微笑うの
ナイショのおしゃべりをしましょう
木枯らしのざわめき
それより少女のさんざめき

本の城の中を通り
枝越しの空の下を
香り立つ鮮やかな薔薇の間を
こっそりと駆け抜けて


図書室の奥の秘密の扉
かけられた呪文を知る少女を
楽しみに待っているわ

ここは秘密の裏庭


しおんさんリクエスト「そういうかわいらしい秘密に心弾むような」詩を。第一弾。
以前書いた「理科室で秘密のお茶会」みたいなものが、とのことだったので、今回も学校の片隅を舞台に。

本当に図書室を抜けて裏庭に出るのもありなのですが、秘密の部屋があったらいいなぁ、と。
…閉架書庫?(笑)
日当たりが良くて、でもちょっと古いので隙間風が鳴るような。外の木立の影の間の太陽が、薔薇の形をかたどったステンドグラス風の切り絵越しに部屋を照らす。時には誰かが持ってきた花が部屋に香る。
そして、お茶とお菓子。おしゃべりや読書。
合言葉が分かる少女だけの秘密のお茶会。

そんなものを考えながら書いてました。

でも、そういうの抜きで読んでもらってもいいなぁ、と思います。
つまりここでの説明は蛇足です(笑)
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2007.12.12 Wed l 贈花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

こんにちは~☆
うぅ、こんなに素敵な作品を書いていただけたのに、コメントが遅くなってしまい申し訳ありません↓↓
そしてなんだか趣味まる出しのリクエストで;

とても明るい温かさで満たされていて、読んでいて笑みがこぼれますv
味覚や嗅覚など五感をくすぐる要素もたっぷりですし。
豊かな味わいの詩です☆

わたしは本当の温室が図書室に併設されているイメージで読みました。
普通の生徒は、温室があることは気づいても入り方も分からないし、そんなに気にも留めない。
まるで「秘密の花園」みたいですけれど。
薔薇のステンドグラスといえば大聖堂の薔薇窓が思い起こされますが(笑)、そんな秘密の部屋があっても素敵ですね♪
お茶やお菓子談義に花が咲きそうです。
どんな本をリクエストすれば呪文が解けるのでしょうね。
2007.12.18 Tue l しおん. URL l 編集
コメント、ありがとうございますv
本当の温室もいいですよね。
図書館に併設されてたら、日向ぼっこしながら読書しちゃいます。ぽかぽかして眠くなったら長椅子でお昼寝♪
薔薇のステンドグラス、ちょっと仰々しいですよね。なので私の想像でも切り絵でした(笑)

秘密を解く本は、なんとなく王道のファンタジーっぽいです。でも、古いうえに、知名度が低くて、本棚の片隅に眠っているような。

そういう図書室欲しいです(笑)
2007.12.18 Tue l あーるぐれい. URL l 編集

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