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私の掌から零れ落ちる砂を

月が静かに濡らしていく

うずめていく記憶の欠片たちは

冷たい夜気の中で息を潜めた

風が舞い上げた吐息の粒子

星屑のように凍り付いて舞う

貴方の頬を濡らすよりも早く

崩れ落ちて足元で嘆くだろう

凍てついた朝が訪れるよりも早く

全ての熱を滴らせて眠る

私の掌から零れ落ちる砂が

差し込んだ太陽の光に輝き

何も残っていないことを示すだろう
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2007.11.28 Wed l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top

コメント

こんばんわ~

なぜかこの詩から、安部公房の『砂の女』を
イメージしてしまいました。(u_u*

でも、読み返してみると、全然違う気も
するんですよね。/(*д*)\

・・・砂って、何か空しいイメージがします。
つかみどころが無いからですかねぇ~(/。_。\)

でわでわ~ ^^/
2007.11.30 Fri l 園蜩. URL l 編集
コメント、ありがとうございますv
安部公房は読んだことほっとんどないので分かりませんが、全く違うものだったにせよ、そういうイメージを喚起できるのは嬉しいですねv

砂。
つかみ所がないくせに、侵蝕してくる、というイメージもあります。
割と好きな題材ですv
2007.12.01 Sat l あーるぐれい. URL l 編集

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