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月の裏側で
踊る秘密の少年
眠れない夜の夢を
招きいざなうため

透き通る光の
指を舞わせながら
満ちては欠けていく
窓を見下ろした

時の向こうでは
夜明けが浮かび上がる
冷たい庭の中で
振り返らず消えていく
後ろ姿


星の降り注ぐ
裏庭で踊る少年
蒼かった星の夢を
包み育んでる

零れ行く時間の
声を廻しながら
いつのまにか満ちた
海へと沈んでく

時の向こうでは
誰も忘れられていく
静かな庭の中で
振り返らず手を振った
孤独のように


置き去られた星の
明日をあたためながら
寄せては返す波の
月の雫の色

夢の向こうには
零れ落ちる光がある
花咲く庭の中で
振り向いて手を繋いで
微笑む日を


一万ヒット記念御礼リクエスト、三巡目。
であさん「裏庭 + 少年」より。

裏庭は月にあります(笑)

自分の中にある、既存の設定に当てはめたり当てはめなかったりしながら書いてみました。
あまり深く考えずにさらりと雰囲気を楽しんでくださるか、或いは深く掘り下げて妄想をたくましくして楽しんでくださるか、してくださると嬉しいです(笑)
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2007.07.26 Thu l 贈花膳 l コメント (4) トラックバック (0) l top

コメント

言葉の力

おはようございますヾ( ´ー`)

…やっぱり、妄想しちゃいます~
(*´Д`)=з

秘密の庭で踊る謎の少年…

これだけで、ミステリアスです。
(´・ω・`)

でも彼、どこか悲しげなんですよね
o(_ _*)o

その事を,『振り返る』と言う言葉に
集約しているような気がします。

で、これが、私にとっては、凄く新鮮でした。

詩の最後で振り向いてくれた少年に
救われると共に、誰と手を繋いだのかなって
余計な事まで考えちゃいました
(^ε^)♪


2007.07.27 Fri l 園蜩. URL l 編集
コメント、ありがとうございますv
是非妄想してください(笑)
いろんな考察をしてくださって嬉しいですv
余計でもなんでもありません、大歓迎ですvv

不思議な感じを目指して書いてみました。
なので、ミステリアスだといってもらえて嬉しいです。
2007.07.27 Fri l あーるぐれい. URL l 編集
偶然ですが・・
パソに触れる日とこの詩の公開日があまり遠くなくて良かった・・・。

まず言っておきたいのは、リクエスト果たしてくれてありがとうございます!

何の制約もなければ小1時間考えてから、小論文ばりの であワールド を展開しようと思ったんですが、今日は今感じる直感的なものだけを。

まずは「静けさ」がすごいです。無音もかなりいいなぁとは思いましたが、足音や衣擦れの音だけ聞こえるのもいいかもですね!

あとは「白さ」というか、あたたかい(でも冷たいかも?)透き通った白光とかが指先の軌跡を描きそうです。

月の裏側と言えば常に地球に背を向けていると言うことで、人間の想像力を掻き立てますね。。
ということで、今回唯一の深読みポイントは、「月の裏側を閉ざされて苔むした温室と見る」ことです。温室と言えば蒼の物心の大半を占め、かつ忌まわしい場所。誰にも見られることの無い聖域であり、過去において表向きの美しさ(月は温室と違って物静かな美しさですが・・)とその裏側に抑圧された繊細で救いの無い悲劇。

でも、この踊っている少年は、きっとおせっかいな誰かに人間の世界へと戻してもらった後に、過去と向き合っています。そして原罪を背負って現在を進んでゆく・・。純粋な舞を、悲しみを隠して生きる又は生きていた人々への慰めや赦しへと代えて。

ぐっはーーー!!こんなんでどうでしょう!?こんなんでどうでしょう!?

今日はこの辺で。また約1ヵ月後に来ます!!(o・ω・o)m
2007.07.28 Sat l であ. URL l 編集
コメント、有難うございますv
私の方こそ、お送りしようかどうしようかと悩んでいたところだったので、タイミングが良くて嬉しいです(笑)
お忙しい中、お越しくださって有難うございますv

深読み、有難うございます。
なるほど、温室もいいですね!
私の想像も、『ひと気の途絶えた、月のコロニーの裏庭』なので、温室と非常に近いと思います。
そして蒼(笑)

となると、連れ出したのは・・・。

いいですね、妄想広がります(笑)

こちらこそ、ステキなお題のリクエストを有難うございましたv
2007.07.29 Sun l あーるぐれい. URL l 編集

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