自分は正しいと思ってるのね
あなたの理屈は間違いではないけど
ある一方だけの正しさなのよ
正解なんてものはないのよ
別の見方には別の見方の
違う正しさがそこにはあるの
自分だけが正しいと思ってるの
そんなものはただのまやかし
あなたの視点で見るならそうでも
他の人には正しくなかったり
予想外だったりすることだって
あまり自分を過信しないで
自分は正しいと思っているのね
あなたの論理も間違いではないけど
私は私の理屈があるのよ
正解なんてものはないのよ
だから互いが互いを認め合って
折り合いつけて歩いていこうよ
喧嘩をしたよ
口もきかない
目もあわせない
まるでそこに
いないみたいに
だけどそこに
いるのを意識してる
喧嘩をしたよ
一緒のご飯も
一緒のベッドも
全部別々
ないことにして
あなたの横で
一人でご飯
喧嘩をしたよ
行ってきますも
お帰りなさいも
おはようだって
おやすみだって
まるで誰も
いないみたいに
答えがないのに
口にしているの
喧嘩をしたよ
早く仲直りしたいよ
どうしたらいいかな
ごめんねを口にしたら
大好きと抱きしめたら
あなた応えてくれるかな
それとも振り払われるかな
喧嘩をしたよ
哀しくてちょっと虚しいよ
喧嘩をしたよ
今夜もまた
一人で寝るの
あたしが落ち着く場所は
柔らかなお布団の中
温かなお風呂の中
優しい料理の食卓
あたしが落ち着く場所は
青空の広がる場所
音楽の聞こえる部屋
花の咲く庭園
あたしが落ち着く場所は
家族が笑い合える場所
友達と分かち合える場所
恋人と溶け合える場所
あたしが落ち着く場所は
ここ
二人はすれ違ったのね
彼の言い分
彼女の言い分
どちらも正しくて
どちらも折り合えない
二人は迷ってしまったの
彼の感情
彼女の気持ち
お互いを好きなのに
それだけを信じれない
好きなだけではもう
疲れ果ててしまったの
気持ちの波に揉まれて
進む道が見えないの
彼女は疲れてしまったの
好きと嫌いに
見えない未来に
彼だけを好きなのに
それだけでは進めない
二人はすれ違ったのね
彼の言い分
彼女の気分
今ならば戻れると
まだ信じつつ迷ってる
好きなだけではもう
がむしゃらに進めない
不安だらけの距離を
どうか縮めさせたげて
いいところも
わるいところも
知ってる
手放しでは
褒められない
満面の笑みには
なれない
そんなところも
知ってる
それでもわたし
あなたが好きよ
いいところも
わるいところも
含めて
いくつでも
褒めてあげる
可愛らしく
笑って
そんなふうに
抱きしめる
そうしてわたし
あなたが好きよ
舞い吹雪く花びらの中
薄紅の唇が
艶めかしく微笑んで誘いかける
おいでよ
おいでよ
夜の闇に浮かび上がる桜に
照らされて輝く君が
妖しく優しい手つきで手招く
おいでよ
おいでよ
酔わせるような香りの風が
君の囁きを連れて
僕の心を激しく揺さぶる
おいでよ
おいでよ
さまよう僕を取り込んで
薄紅が濃く光る
そして次の誰かを誘う
おいでよ
おいでよ
おいでよ
だいじょうぶ
どんなことがあっても
どんなときにでも
あなたは一人じゃないよ
だいじょうぶ
どんな状況であっても
どんな人だって
あなたの味方はいるよ
たくさんのつらいことや
数え切れない涙
襲い掛かってくる不安や
押し寄せてくる苦悩
だいじょうぶ
どんなことがあっても
どんなときにでも
あなたの助けになるよ
だいじょうぶ
どんな状況であっても
どんな人だって
あなたの希望を願うよ