幼い子供のように
わがままを言うの
可愛いと笑ってね
大好きだと抱いてね
幼い子供のように
駄々だってこねるの
いとしいと撫でてね
しょうがないなと笑ってね
幼い子供のように
盲目的に愛するわ
愛情を返してね
嬉しいとキスしてね
なんでもない毎日は
本当はとても幸福
同じような毎日が
続くことって奇跡
ありふれた毎日を
送れることに感謝
平凡でも毎日を
平穏に過ごせるって大事
私に出来ることなんて
小さくて
ささやかで
たいしたことじゃない
だからって腐らない
だからってあきらめない
私に出来ることなんて
小さくて
ささやかで
それでもしないよりはいい
だからこそくじけない
だからこそあきらめない
あなたに出来ることもまた
小さくて
ささやかで
たいしたことないかもしれない
それでも負けないで
それでもあきらめないで
いつか
私たちがしたことは
きっと大きくなるから
出来ることをやろう
出来ることからやろう
誰かが
誰かを
試しているような
そんな事態
優しさや
思いやりや
助け合いを
忘れないで
誰かが
誰かを
試しているような
そんな状態
神様がいるのなら
これ以上試さないで
今日のご飯は何にしよう
昨日は魚を食べたから
今日はお肉にしようかな
今日のご飯は何にしよう
昨日はあっさり食べたから
今日はこってりいこうかな
美味しいものを食べたいし
美味しいものを食べさせたい
今日のご飯は何にしよう
毎日悩むお献立
今日のご飯は何にしよう
悩みも楽しいご飯作り
泣きそう
哀しくないのに
嬉しくもないのに
泣きそう
あなたのせいよ
いつも私を困らせる
泣きそう
それから
くしゃみも出そうよ
泣きそう
目が痒くて
鼻がむずむず
泣きそう
あなたのせいよ
スギの花粉め
遠い町に行こうとした仔猫
朝日の中で目覚めると
小さな足で駆け出した
硬いアスファルトを走り
まだ冷たい風を切る
白い綿雲が走ってく
青空の下を駆けて行く
小さな身体を膨らませ
ゴム鞠のように走ってく
夕暮れ時の町の中
転がるように駆けていく
誰もが眠る夜を渡り
長い橋を越えていく
道がなければ塀を行き
塀もなければ月に乗る
遠い町に行こうとした仔猫
梅の花咲く軒の下
芽吹き始めた草の中
陽だまりの中で昼寝する
夢と優しい春の中
小さな仔猫はにゃあと鳴く
真夜中に料理をする
雨が静かに降る夜に
包丁がまな板を叩く音
刻まれていく野菜たち
真夜中に料理をする
夢も静かに沈む夜
お鍋がくつくつと歌う音
煮込まれていくお肉たち
真夜中に料理をする
君が静かに眠る夜
部屋の中にはいい匂い
出来上がってく朝ごはん
眠いのは春のせい
眠いのは薬のせい
眠いのは体のせい
眠いのは彼のせい
眠いのは夜のせい
眠いのは何のせい
眠い理由はたくさんあるけど
できることはただ一つ
優しいお布団で眠ること
優しい顔をしたいなら
まずは自分を受け入れよう
自分のいいとこ悪いとこ
全部自分だと受け止めて
好きになってあげようよ
優しい顔をしたいなら
どんな人でも認めよう
好きな人も嫌いな人も
その人なんだと割り切って
逃げずに対応してみよう
心の底から優しくなんて
できないこともあるけれど
優しい顔ならできるはず
許容と虚飾と諦めと
程よく混ぜたらできるはず
優しい顔をしてるうち
ホントに優しくなれるかも
偽善者だろうと言われても
誰かに優しくできるはず
優しい顔をしたいなら
必要以上の無理をせず
あなたらしさを織り交ぜて
世界を受け入れてあげよう
あなたが来なくなると
それはそれで寂しい
いつもどこかに
あなたの影があったのに
あなたが何も言わないと
それはそれで淋しい
なにかにつけては
あなたの声が聞けたのに
あなたが見えないのは
それはそれでさみしい
いつもどこかに
あなたの気配がしてたから