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コーヒーを飲む
インスタントの時にはミルクを
そうじゃなければブラックで
眠そうな私を見ながら
あなたが笑う

コーヒーを飲む
たとえば食事をしたあとで
たとえば眠い昼下がり
コーヒーが苦手な
あなたの横で

あなたには
甘い甘いミルクティー

今日もまた
そんな二人の一日が過ぎる


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2010.09.30 Thu l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
人のせいにするのは楽しいよね
人に押し付けるのは楽だよね
自分はかわいそうなんですって
自分は悪くないんですって
泣いたり怒ったりするのは
簡単で気持ちいいよね

慰めてくれる人もいるよね
励ましてくれる人もいるよね
だから調子に乗って忘れるんだ
自分を客観的に見ること
泣いたり怒ったりするのが
どれだけ醜悪で子供っぽいか

泣くのが悪いとは言わない
怒るななんてことも言わない
自分をひたすらに正当化して
自分をひたすらに憐れみがるな
自分のためだけの嘆きや怒りの姿を
人が見破れないと侮るな

人のせいにするのは楽しいだろう
人に押し付けるのは楽だろう
自分をかわいそうがっている君を
人は別の意味でかわいそうに思う
自分を正当化でごまかす君に
人は騙されてくれたりはしない

せめてそれくらいは気付け
2010.09.29 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
そこは幸せの終着点じゃない
乗り換えの駅みたいなものだ
今まで乗っていた電車とは別の手段で
次の目的地に向かうための場所だ

色も形も違う電車や
駅前から出るバスやタクシー
或いは自転車か徒歩かもしれない

だが確かにそこは終着の地ではないのだ
エンドロールの後も映画が続くようなものだ
席を立ってしまっていれば見られないような
大事な場面が待ち受けていたりするのだ

更なる続編への伏線や
思いがけない展開の結末
或いはちょっとした面白いNGかもしれない

待ち受けているのが何であれ
そこは終着点ではないのだ

ちょっとした人生の一区切り

それだけの話なのだ


2010.09.28 Tue l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
あなたは元気かな
そう思いながら
今日を過ごす
メール一つ
送ればいいのに
何を書けばいいか分からず
今日もケータイを開いて閉じる

あなたはどうしてるかな
そう思いながら
今日も過ごす
電話一本
かければいいのに
あなたの邪魔になるかもなんて
今日もケータイを開いて閉じる

ヘンなところで引っ込み思案
おかしいねなんて
笑ってしまう
そんな二人のはずなんだけど

あなたは違うのかな
そう思いながら
今日が過ぎる
明日になったら
連絡しようか
そんなことを考えてみては
今日もケータイを開いて閉じる
2010.09.27 Mon l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
重ね合わせた肌の隙間
残されたままの孤独が震える

絡め合った指先の合間
掴み損ねた明日が逃げる

二人
こんなに近いのに遠い

奪い合った熱の余韻
吐息とともに冷めて消える

溶かし合った時間の狭間
隠されていた不安が揺れる

二人
どれだけ近くても遠い


(2009.09.29)
2010.09.26 Sun l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
僕の言葉は君に届いているかい
君の声は僕に届けられているかい
言葉は思ったように気持ちを伝えなくて
時々すれ違ってしまうけれど

黙ったままでは伝わらないし
抱きしめたってきっと伝えきれないから
怖がってないで言葉にするんだ
時々すり抜けていってしまうけれど

話をしよう
君と二人

言葉を紡ごう
君と一緒に

僕の言葉は君に届いているかい
君の声を僕は受け止めているかい


(2009.09.28)
2010.09.25 Sat l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
ずっと昔から決めてたね
いつかもっともっと年を取ったら
二人で縁側でお茶を飲んだり
畳の部屋でおしゃべりしたり
まるで十代の少女みたいな
おばあちゃん仲間になろうねって

結婚をしてても
遠くに行っても
思い出したような風で晴れた日に
同じ場所でお茶をしようって
昨日の夕暮れまたねって別れた
まるでそんな顔して会おうって

何時間だって話していられた
どんなことだって打ち明けあった
あの頃の少女の私たちは
ずっとずっと先の未来でも
あの頃の少女の私たちだから

ずっと昔からの約束
いつかもっともっと年を取っても
二人仲良くお茶をしようね
2010.09.24 Fri l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
終わることは始まること
終わったもののかわりに
新しく何かが始まること

枯れてしまった花は
種を落として芽を出して
死んでしまった鳥は
土に還って花になる

行ってしまった夏は
風を冷やして秋になり
逝ってしまった人は
誰かの胸で息づいて

通り過ぎた今日は
時を止めぬままに明日になり
戻らない恋も
いつかはきっと過去になる

終わることは始まること
終わったもののかわりに
新しく何かが始まること


(2009.09.23)
2010.09.23 Thu l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
きっとどこかの空の下で
あなたもこの月を見ている
私の声は届かなくても
同じ月を眺めている

たくさんの思い出があったね
いくつもの昼と夜を越えたね
出会ったり別れたり
満ちては欠けて
欠けては満ちて

きっとどこかの空の下で
あなたもあの日々を思い出してる
私の腕は届かなくても
同じように感じている

そう知っているから
そう信じているから
私たちは今宵

同じ月を見ている
2010.09.22 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
言葉が欲しいときがあるの
ちゃんと言って
いつも言って
好きだって

言葉が欲しいことがあるの
笑みを浮かべて
時に真面目に
好きだって

可愛いって
綺麗だって
素敵だって

好きだって
大好きだって
愛してるって

時々でいいから
言葉が欲しいのよ

言わなくても知ってるけど
あなただから

私の大好きな
あなただから

あなたの口から聞きたいの
2010.09.21 Tue l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
君ががんばってることを
僕は知ってる

だから言わない
がんばれとは

ただ応援しているよ
君が君の夢を
叶えることを

ただ願っているよ
君が君の明日を
切り開くことを

君が頑張ってることを
僕は知ってる

だから時々
抱きしめるんだ


(2009.09.21)
2010.09.20 Mon l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
明日について考える

明日も今日と同じくらい
平穏無事であるだろうか
ささやかな幸せがあるだろうか

思いがけない苦難が待ち受けていたり
予想も出来ない驚きに見舞われたり
苦しんだり悲しんだりしないか

明日について考える
考えても答えは出ないけど

明日について考える


(2009.09.16)
2010.09.19 Sun l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
誰かが言う
お前の言葉なぞ
百年後には跡形もないだろう

誰かが言う
百年どころか
三日で忘れ去られることだろう

誰かが言う
お前の言葉なぞ
百万人の中の一つだ

誰かが言う
たとえ目にしても
通り過ぎていくだけの言葉だ


私は言う
だからなんだ
そんなことは知っている

私は言う
百年なんて知らない
ほんの一瞬でも残ればいい


誰かが言う
あなたの言葉が
ほんの少しでも救いになったと

誰かが言う
あなたの言葉で
ほんの少しだけ楽しくなったと


それでいいじゃないか
それがいいじゃないか

百万人のたった一人に
百万年のほんのひとときに
私の言葉が残ればいい


(2009.09.15)
2010.09.18 Sat l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
大丈夫だよ
そう言ってくれる人じゃない
心配ないよ
そう励ましてくれる人じゃない
時々
ちゃんと知ってるよって言ってくれる人

困ってたら
なにげなく手を貸してくれる人
怖がってたら
さりげなく手を握ってくれる人
時々
いじわるな顔で遠くで見てる人
2010.09.17 Fri l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
季節がめまぐるしく変わる
気温がからかうように変わる
夏かと思えば秋に
秋かと思えば夏に

女心なんかよりももっと
気まぐれな猫の目のような日々
汗ばむ日差しの下を
冷たい風が吹き抜ける

お願い
お願い
今だけは
私をもてあそばないでいて

私には大事な約束が
本当に重要な予定があるの

季節がめまぐるしく変わる
私もめまぐるしい日々で

お願い
お願い
今だけは
風邪も悪寒も近付かないで
2010.09.16 Thu l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
世界が色をなくしていたのは
そこに君がいないからだ
世界が音を隠していたのは
そこに君がいないからだ
君と出会って初めて気付く

世界が色で溢れているのは
そこで君が笑うからだ
世界が音で満ちているのは
そこで君が生きるからだ
君がいるだけで世界が変わる

面白いほど変わった世界で
僕は初めて愛を見つけた
2010.09.15 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
決めているの私
自分がいやなことはしないのよ

たとえあなたが泣いたって
たとえあなたが怒ったって
自分がいやなことはしないの

頑固者だって言うでしょう
ワガママだってなじるでしょう
それでも私
決めているの

自分がいやだと思うことはしないの

たとえあなたがなだめても
たとえあなたがぶったって
自分がいやなことはしないの

どんなにあなたが好きだって
どんなに誰かを好きだって
自分がいやなことはしないの


2010.09.14 Tue l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
あたしはあたしが好きだ
他の誰になるよりも
あたしのままがいい

悪いところも知ってる
直すべきところも
どこにでもいそうな子だってことも

それでも
あたしはあたしが好きだ
他の誰になるよりも
あたしのままがいい

世界を傾ける絶世の美女や
誰にも好かれる性格の可愛い子
たとえば指折りの大富豪

惹かれることもあるけれど

あたしであることと引き換えに
そんな人たちにはなれない

あたしはあたしが好きだ
今まで生きてきたあたしが

他の誰かになるよりも
あたしはあたしのままがいい
2010.09.13 Mon l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
あなたの喜ぶ顔が見たくて
あなたをハッとさせたくて
私は今日もつくります

余計なお世話と言われたり
見当違いと言われたり
することだってあるかもだけど

あなたの笑う顔が見たくて
あなたをビックリさせたくて
私はこっそりつくります

時々無意味に思えてみたり
無駄骨かもなと思ったり
ちょっぴり不安になったりしても

だけどやっぱり作りたいから
私は今日もつくります


(2009.09.11)
2010.09.12 Sun l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
流された舟のように
気が付いたらここにいた
舵も櫓もない舟の上で
時が経つのを感じてた

時に書を読み
時に詩を書き
そして眠っては夢を見て

空を見て
流れを見て
時の移ろいを知る

流された舟の上で
気が付いたらここにいた
流れ任せの時の上で
流されない生き方をしながら

時に恋をし
時に孤を愛し
そしてすれ違う舟を見て

人を見て
世界を見て
時の在り方を知る


時に勢いよく
時に澱むように
そして舟は流れていく


(2009.09.08)
2010.09.11 Sat l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
ときどき
これで正しいのかなと思う
選んだことを後悔はしないけど

ときどき
これで良かったのかなと思う
進んだ道を反省はしないけど

ときどき
そんな風に思うんだ
2010.09.10 Fri l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
世の中には
行かなきゃならない道があって
会わなきゃならない人がいて
合わせなきゃならない事がある

それはもう不可抗力で
どうしたって逃れられない

迷路のような水槽の中を
泳いでさまよう魚のように

泳いで泳いで泳ぎ回って
足掻いてもがいて先へと進む

世の中には
避けて通れないことがあるけど

逃げずにその先目指してくんだ
きちんと見つめて泳いでくんだ
2010.09.09 Thu l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
あれもこれもそれも
欲張ってたら
混乱してしまう

ひとつずつ
ひとつずつ

大事なものは
ひとつずつ
丁寧に

ひとつずつ
ひとつずつ

大切なものは
ひとつずつ
手にしよう

あれもこれもそれも
欲張っていても
全部は持てない

ひとつずつ
ひとつずつ

それで充分
2010.09.08 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
私たちは誰も
誰かを疑いながら
そして
誰をも信じながら
生きている

信じたいと思いながら
生きている
2010.09.07 Tue l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
君が好きだから

君にいい顔を見せたい
君にいいとこを見せてたい

君が好きだから

ありのままを見せたい
飾らない状態を教えたい

君が好きだから
悩んでしまうんだ

かっこつけたいけど
取り繕いたいけど

本当を見せたい
僕を知っていて欲しい

どうしよう
どうしようかな

君が好きだから

いつも僕は悩むんだ
2010.09.06 Mon l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
動けなくてどうしようかと思った
前に進んだ途端に戻されて
見えていたはずの道が消えていて
途方に暮れたまま立ち尽くした

多分そんな日は
一度眠ってみるのもありなんだと

そう思いながら


(2009.09.02)
2010.09.05 Sun l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
君と離れ離れになっても
出会う場所を決めておこう
君と会えないときには
いないと呟いて電話するよ

くじけそうなときがあっても
きっと誰かが手を貸してくれる
負けそうな気持ちになっても
きっと誰かと支えていける

必要なものは最小限
いつだってどこにでも行けるように
それから夢と希望と君のこと
何があっても離さぬように


(2009.09.01)
2010.09.04 Sat l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
ずっと一緒にいると
時々合わなくなる
喧嘩もするし
イライラもする
不安にもなるし
不満も生まれる

そんなこともあるよと
時々つぶやいてみる
何もかも一緒なんて
ありえないし
合わないからこそ
面白いときもある

ずっと一緒にいると
時々たがえてしまう
黙り込んだり
目も合わさない
だけどそれじゃあ
始まらないから

こんなこともあるねと
互いに話し合おうよ
聞いてみれば些細な
出来事かもしれない
言ってみればなんでも
ないことかもしれない

ずっと一緒にいると
時々合わなくなる

でもずっと

一緒にいようよ
2010.09.03 Fri l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
嫌いな人
悲劇のヒロイン
本当は自分に
非があることに
気がつかない人
目を瞑ってる人

嫌いな人
正義の人
ただひたすらに
自説を押し付け
その説の矛盾から
目をそむけてる人

嫌いな人
声高な人
実も意味もない
己の言葉に
酔いしれまくって
目を合わせない人

嫌いな人
だけどただ
嫌いなだけでは
進まない

嫌いな人
たとえばあの子
被害妄想
お涙頂戴
どこを切っても
薄っぺらい人

嫌いなあの子
無視してもいいけど
ほんの少しだけ
おせっかいを焼く
そんな私を
人は好きかな?
2010.09.02 Thu l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
美味しいものを食べて
楽しい話をして
たくさん笑おう
わたしもあなたも

たまには羽目外して
好きなもの食べよう
カラダにいいものを
ココロにいいものを

愚痴を言うときには
笑いながら言おう
怒りや泣きは厳禁
それだけはルール

美味しいものを食べて
楽しい話をして
たくさん笑ったら
明日もまた歩ける
2010.09.01 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top