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急ぎ足で飛び乗った電車は
明日行き
切符も買わずに駆け込んだ

とどまることは出来ないから
明日へ向かって走る
この列車の中で今日を探す

忘れた荷物がないように
落とした記憶がないように

車掌さん
僕の手紙を見ませんでしたか

吊り棚の上を見回して
通り過ぎる景色に目を凝らす

明日にはもう
違う月に着いてますよと
切符を切りながら車掌が言う

次の駅までどれくらい
飛んでいく電車は
明日行き
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2009.08.31 Mon l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
本当はずっと

もっと上を目指していた

いつのまにか

涼しい顔で

諦めた素振りを身につけた

本当はきっと

もっと上を目指せていた

いつのまにか

訳知り顔で

繕った言葉を身にまとった

本当はもっと

もっと上を目指したかった

いつのまにか

素知らぬ顔で

そんな自分と身を別った


(2008/08/29)
2009.08.30 Sun l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
どこからか
泳いでくる
ひそやかに
波を分けて
抜き手を切って
水を掻いて

どこからか
泳いでくる
すみやかに
近寄ってくる
意識の水面を
波立たせながら

抗いがたい
圧倒的なスイマー

逃げ切れずに
捉えられたら

あとはもう
眠るだけ

逆らいがたい
圧倒的な睡魔


(2008/08/28)
2009.08.29 Sat l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
去年のあたしが書いた詩を
今のあたしが書き直したら
どれくらい違うだろう

五年前のあたしが書いた物語を
今のあたしが書き直したら
良くなると同時にきっと
消えてしまうものもあるだろう

十年前のあたしが描いた夢を
今のあたしが書き直したら
それでもなおまだ
そこに夢はあるだろうか

書き直したいと思うこともあるけれど
書き直せないだろうと思う

昔のあたしたち
2009.08.28 Fri l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
君は僕のもの
もっと啼いて
もっと煽って
夏の終わりを遠ざけるほど

君は僕のもの
もっと悶えて
もっと叫んで
腰を震わせ誘ってみせる

君は僕のもの
だからおいでよ
ここにおいでよ
刹那にも似た恋をしようよ


夏の終わりの林の中で
恋を求めて鳴く蝉の声
2009.08.27 Thu l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
古ぼけたラムネの瓶の
泡の底に眠る金魚
こども達も来なくなった
はやらない駄菓子屋の片隅で
時折目を覚ましては
瓶の口を塞いだままの
青い地球を尾びれで撫ぜる

店先の乾いた道沿いに
錆びちゃけた陽射しが降り注ぐ
寝ぼけまなこの仔猫が通り
瓶の金魚ににゃああと啼いて
揶揄い半分に尻尾を揺らし
驚く金魚が泡を蹴立てた
弾ける音に耳を澄ます

夕立が来れば日向の匂いが
店の中まで満たして濡れて
店番をしていた老婆の裾に
虹のかけらを落として揺れる
遠く広がる緑濃い森を
ラムネの泡越し金魚は眺め
するりと泳いだ鱗に映す

寂れた古い町の片隅
昼寝をしてるよな空気の中で
夢とよく似た駄菓子屋は
陽炎の中の幻と遊び
古ぼけたラムネの瓶では
ときおりあくびの様な泡を立て
今日も今日とて金魚は眠る


2009.08.26 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
夕暮れの陽射しが
山の向こうに消えてく
鮮やかな夕焼けの
染めてる空を見上げた

夏がもう終わるんだねと
君が隣で呟く
一番星が見えていた
たなびく飛行機雲の横

少年のころの日々を
僕らは今感じている
あの太陽は明日もまた
僕らの上で照るのだろう

風はいつの間にか
ほんのり冷たくなりながら
ヒグラシの鳴き声と
緩やかな夜をつれてくる

僕らはまだ幼くて
小さな胸に去来する
この思いの名前を
郷愁と呼ぶとは知らぬまま

夕焼けの空の下
丘の上から見送った
いくつもの輝く夏の日を
いつか思い出す日もあるだろう
2009.08.25 Tue l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top

答えを探す君に
ただ一言
大丈夫だと
伝えて

夜に冷やされた風が
君の涙を攫っていく
2009.08.24 Mon l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
なかったことに出来るなら
君はどこへでも行けばいい

君が恋したあの日々も
君が夢見た約束も
二人で眠ったあの夜も
二人で誓った秘め事も
僕が愛した君の名も
僕が贈ったぬくもりも

なかったことに出来るなら
君はどこへでも行けばいい

あの日零したコーヒーの染み
あの日に植えたサクランボの樹
いつも通った公園の影
いつも買ってた甘やかな菓子
初めて出会った月夜の晩や
初めて交わした言の葉を

なかったことに出来たなら
僕は君をただ見送ろう

なかったことに出来たって
僕は君のことを憶えてる


(2008/08/27)
2009.08.23 Sun l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
楽しいと思えることをやりなさい

頼めると思う人を遣りなさい

正しいと思えることをやりなさい

ただ正義をかざすのはやめなさい

たがためにと思うこともやりなさい

だが駄目だと思うこともやりなさい

誰もが喜ぶことをやりなさい

誰もが嬉しいと思えることをやりなさい


誰でもそう思うことは出来るはず

正しいかどうかは分からなくても


(2008/08/21)
2009.08.22 Sat l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
一人きり
歌を歌いながらドライブ
青い空の下
海を目指してどこまでもドライブ

好きな歌をカバンに詰め込んで
お気に入りのシャツを風にはためかせ
一人きり
遠く光る渚へドライブ

夏の終わりかけた砂浜の
夕暮れ時に降り立って
名残の歌を口ずさみながら
日頃の疲れを流すんだ

一人きり
歌を歌いながらドライブ
ケータイは置いていくよ
歌と車とアタシだけ
海を目指して走るんだ
2009.08.21 Fri l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
バニラアイスクリームのように
白く甘くなりたい
恋や愛のトッピングが
美しく映えるように

バニラアイスクリームのように
柔く冷たくなりたい
胸を焦がす熱い想いも
するりと喉を通るように

バニラアイスクリームのように
夏の陽射しに似合いたい
あなたの腕に抱かれたい
あなたのキスを貰いたい

喉を焼くような甘さに
あとであなたが水を欲しがっても
2009.08.20 Thu l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
あなたのそばにいないほうが
あなたの幸せになるのなら
私は素直に身を引くでしょう

あなたをそばで見つめるほうが
あなたを良い方へ導くのなら
私はあなたに寄り添うでしょう

あなたの幸せはあなたのものだけれど
あなたが幸せなら私は嬉しいから

私がそばにいないほうが
あなたの苦痛を癒すのならば
私は静かに立ち去るでしょう

私をそばに感じるほうが
あなたに安堵を齎すならば
私はあなたを抱きしめるでしょう

私の幸せは私のものだけれど
あなたと幸せを分かち合いたいから

もしいま答えが出ないのならば
私をそばにいさせてほしい

あなたがそばにいたがらないなら
すぐにだって去っていくから

私のそばでも痛がらないなら
どうぞ一緒に行かせてほしい

いつかあなたが答えを出すまで
2009.08.19 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
君が出した夏の宿題
未だに答えが出ないまま
夜明けの海を眺めながら
潮騒の町を歩いてる

僕らどこまで行けるだろうか
夏を追って南に向かって
海岸線を眺めながら
肩を並べて途方に暮れる

夏と秋との境目のように
友情と恋もラインが曖昧で
波打ち際を並んで歩いて
僕らどこまで行けるんだろう

港を出て行く船を見送り
夕暮れ渚を遠く見やった
答えは今でも見つからないけど
君と二人で歩きたいんだ

君の手を取りどこまでも行こう
2009.08.18 Tue l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
今までと同じ一日なのに
長いような
短いような
眠いような
そうでもないような

忙しいような気もしたけど
暇なような
暢気なような
急かされるような
そんなこともないような

ただ少し
心と頭が
どこかへ散歩してる気はする

そんな一日
2009.08.17 Mon l 花膳 l コメント (3) トラックバック (0) l top
想像してみて
一対の手

白い手
黒い手
小さな手
大きな手
綺麗な手
使い込まれた手
つるつる
しわしわ
丸い爪
長い爪
静脈の形
筋の形
ほくろ


それは
私の手

実際とは違っても
それは
私の手

掌を打ち鳴らして
あなたに拍手



想像してみて
一対の手

それは
私とあなたの手

掌を握り合わせて
あなたと握手


(2008/08/20)
2009.08.16 Sun l 月々 l コメント (2) トラックバック (0) l top
いくつものもしもが
戻れる道しるべを
示していたとしたら

今ここに
悲劇の跡は無いでしょうか

いくつものもしもが
やり直せる手立てを
示していたとしたら

今ここに
惨劇の痕は無いでしょうか

けれどもしも

いくつものもしもが
誰しもの眼前に
あるのだとしたら

それはまた
別の悲劇を生むのでしょうか
別の惨劇を呼ぶのでしょうか

言っても詮無いことだけれど

あの日誰かが
それを止められたのならば

今ここに
どんな今日があったのでしょうか


(2008/08/15)
2009.08.15 Sat l 月々 l コメント (2) トラックバック (0) l top
怒りたいような気分の時には
笑ってみる
ちょっと引きつっていても
ちょっとぎこちなくても
笑い飛ばしてみる

嘆きたいような気分の時には
笑ってみる
ちょっと眉根が近寄ってても
ちょっと口角が下がっていても
微笑んでみる

難しくったって
笑ってみる
心持ち眉間の力を抜いて
口の端を上げてみて
笑ってみようじゃないか

怒ってもいいときもあるし
嘆いてもいいこともあるけど
そうじゃないことも多いから
笑ってみよう
大きく息を吸い込んで
2009.08.14 Fri l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
僕はその雑踏の中で
傷つくのを恐れ立ち尽くしていた
足を一歩踏み出せば
いやおうなしに巻き込まれる
運命の背中を見つけていたから

埒もないことをと笑われて
それでも笑い飛ばせないままでいた
僕はまだ年若く無力で
なんでもない顔をするには幼く
何も気付かないでいるには大人だった

あと十年もしたならばきっと
酒の席の戯言になっているだろう
それはでももっと先の話で
今の僕にとってはやはり
恐れるに足る運命の背中なのだ

僕はその雑踏の中で
傷つくのを恐れ立ち尽くしていた
一歩踏み出すか否か
それを決めるのは他でもない
僕でしかなかったからこそ


2009.08.13 Thu l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
どこだって君となら
面白い場所になるだろう
楽しい場所になるだろう
美しい場所になるだろう

一人では
気付かなかった感動や
予想も出来ない発見が
幾つもきっと見つかるだろう

どこだって君となら

どこへだって君となら

2009.08.12 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
歌を歌うよ
君が夏の日差しを
思い出せるように
輝く波頭を
思い描けるように
真夏の歌を
君に歌うよ

歌を描くよ
君が暑さに噎せて
笑ってしまうくらいに
蝉時雨のシャワーを
浴びてしまうかのように
真夏の歌を
君に描くよ

溶けてしまうほどのアスファルト
ぬるむ風の重たい眠気
木陰の思いがけない冷たさ
そんなものを全て

歌に歌うよ
君が夏の景色を
思い出せるように
どんなとこでも
思い描けるように
2009.08.11 Tue l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
暑い暑い森を抜けて
アイスのように溶ける前に
おうちに帰ろう

陽炎が見せる幻より遠くても
逃げ水が映し出す景色のようでも

蒼い蒼い空を抜けて
夕立よりも思いがけなく
おうちに帰ろう

音を立てて蒸発する湯気が道を白くぼかしても
まばゆい陽射しに浮かんで見える虹みたいにおぼろでも

おうちに帰ろう

そこが僕の帰る家
2009.08.10 Mon l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
私の足跡は
いつの間にこんなに
長くなったのだろう
もう見晴るかせない
遠く遠くまで
辿ってきた道のりは
いつの間にこんなに

繋がった枝道は
いつの間にこんなに
多くなったのだろう
もう途切れてしまった
いくつかの道も
訪ねていったその先は
いつの間にこんなに

一つ一つ
確かめてみるのもいい
ときには
振り返ってみるのもいい
埃をかぶって忘れたままの
道標に書かれた文字を
景色に霞んで先の見えない
幾重にも連なった来た道を


(2008/08/19)
2009.08.09 Sun l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
未だ熟してない果実みたいな
甘酸っぱさが胸を突く
青い臭さが胸を刺す
そんな恋した日もあった

熟れすぎてった果実みたいな
粘つく甘さが胸を焼く
堕ちる予感が胸を押す
そんな恋した夜もあった

かつての恋は朽ち果てて
次なる恋は未だ咲かぬ


(2008/08/11)
2009.08.08 Sat l 月々 l コメント (2) トラックバック (0) l top
ぐるぐる回る世界
いいえ
回っているのは
あたしのあたま

ぐるぐる回る視界
いいえ
回っているのは
あたしの気分

明日回るのは
あたしなのか
世界なのか
2009.08.07 Fri l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
遠い日の空の下にも
人はいた
よく晴れた夏の日の
朝の陽射しの下に
人はいた

同じような空の下で
生きている私たちに
降り注ぐものが
ただの陽射しであるように

世界中の誰一人
押してはならぬボタンを押さないように

ただ願い
ただ祈り

そして隣の誰かに笑いかけ抱きしめる

その手が傷つかぬように
その手が傷つけぬように

誰もが誰かに笑いかけ抱きしめて
青空の下で生きて欲しい

ただ願い
ただ祈り

愛が地球を救うようにと
2009.08.06 Thu l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
台風がやってきた
賑やかで元気いっぱいの
台風がやってきた
軽やかな笑い声の

飛び跳ねて駆け回る
つるんと転んで少し泣く

台風がやってきた
小さくても元気いっぱいの
台風がやってきた
ちびっ子たちがあばれてく
2009.08.05 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
僕のキャラメル箱は映画館
こっそりと覗けば
誰も知らない映画をやってる

見たこともない女優が
星の中で眠ってる

お菓子の森の中を
虹色の小鹿が駆けて行く

水晶の塔の中で
歌姫が騎士と恋をする


僕のキャラメル箱は映画館
こっそりと覗けば
甘くて優しい映画をやってる

シャボン玉の中の少女が
湖の上を飛んでいく

遠い遠い異国の町で
魔法使いが花を咲かす

クマのぬいぐるみと少年が
笑いあいながら旅をする


僕のキャラメル箱は映画館
僕はキャラメルを頬張りながら
甘くて優しい気持ちになる
2009.08.04 Tue l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
空に月が昇る頃
町は蜂蜜の色になる
甘い匂いに誘われて
君の唇にキスをした
甘く優しく蕩けてた

空の月が溶ける頃
町は蜂蜜の味になる
金色に光る道端で
君の指先にキスをした
甘く柔らかく濡れていた

やがて夜が明ける頃
空も町も染まってく
冷たく煌く蜂蜜に
君と二人で溶け合った
甘く安らかに溶けていた
2009.08.03 Mon l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
君は危険な電撃ガール
ぴかっと光って
僕を捕らえる
君は危険な雷撃ガール
びかっと痺れて
僕を取り込む

お願いベイベー
優しくしてよ


君はアブナイ電撃ガール
獣の微笑で
僕に噛み付く
君はアブナイ雷撃ガール
鋭い視線で
僕を貫く

頼むよベイベー
痛くしないで


嵐のような強烈ガール
雷光のように姿焼き付け
雷鳴のように奥まで響いて
稲妻のようにハート撃ち抜く

好きだよベイベー
致命的だよ


(2008/08/07)(
2009.08.02 Sun l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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