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紫水晶咲き誇る
真珠の珠をちりばめて

蛋白石は匂い立つ
金剛石を抱きながら

紅玉石を啄ばんで
緑柱石が歌唄う


淡く紫陽花咲き誇る
霧雨の珠をちりばめて

真白い百合は匂い立つ
天の涙を抱きながら

甘く赤い実を啄ばんで
小鳥はほがらに歌唄う


(2008.05.30)
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2009.05.31 Sun l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
生とは何か

生きていくとは何か

子を為すことか

繁栄の為か

連綿と続く系図を

おのれが途切れさせぬためか

子を為して

死する生物

それが自然の理か

生とはなんだ

生きていくとはなんだ

絶えんとする種の

生とはなんだ

そうではない種の

生とはなんだ

分からないから

生きているのか

分からなくとも

生きていくのか

そもそもその疑に

意味はあるのか

そもそも答えは

存在するのか

生とは何か

生きていくとは何か

それでも世界は

生きていくのか


(2008.05.29)
2009.05.30 Sat l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
光る空を見て
怖がっていた女の子
お留守番の家の中
小さな妹と二人
毛布の中に隠れてた

轟く空を聞き
おびえていた女の子
傘を差すのも怖くて
雨の中を一目散に
おうちの中へ帰っていった

外を歩くのは
今でも少し怖いけど

窓のそばに立つ
大人になった女の子
裂けて鳴る空を見ては
美しさに感じ入り
やがて日常に戻ってく
2009.05.29 Fri l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
身動きが取れなくなった場所で
ただひたすらに頭を使う
でないときっと
うずもれてしまうから

探し当てたものはけして
そこにとどまったままではない
無慈悲に零れ落ちる記憶が
砂の色の秒針を奏でる

厭うなかれ
隠された一粒を探り当てよ
2009.05.28 Thu l 日々の罅 l コメント (2) トラックバック (0) l top
雨が打ち付けて
風が渦を巻く
こんな夜にはきっと
迷子になった夢を見る
途方に暮れたまま
さまよい歩く
一人ぼっちの夢を見る

まばゆい光が射しても
虹の橋が架かっても
何処へ向かうか
分からないままの
迷子になった夢を見る


2009.05.27 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
街を歩く若者達は
大きなストラップだ
使っているようで
使われている
いつのまにか
従属している

連絡も
交流も
予定も
財産も
情報も
芸術も

全てがその中に
内包され

全てがそれによって
支配されている

それが全て陰謀だとしたら

街を歩く人々は
大きなストラップは
支配者を失って
半身を失って
いつのまにか
立ち位置を見失う

連絡も
交流も
予定も
財産も
情報も
芸術も

どこかへと消えてしまう

それが全て小さな機械の
逆襲だとしたら



依存するなかれ
それはただの小さな機械だ
2009.05.26 Tue l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
真夜中のスイーツみたいに
アタシを誘惑してよ
濃厚な生クリームで
アタシの中を満たしてよ

眠れない夜のお酒みたいに
アタシを陥落してよ
焼け付くほどの強さで
アタシを波に沈めてよ

孤独な夜のメールみたいに
アタシを翻弄してよ
指の先まで震えるくらい
アタシの飢えを感じてよ
2009.05.25 Mon l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
雨や雪や氷は
ただの水となって
ただの流れとなって
その地を駆けた

時に乾きつつ
時に溢れつつ
低きを求めて
その地を駆けた

鳥が集い
獣が寄って
命が巡る

草が茂り
木々が生えて
緑が満ちる

やがてそれは川と呼ばれ
やがてそこは岸と呼ばれた

そう名付けたものが
岸辺に集い
住み着いた

草木を育て作物と呼び
獣を馴らして家畜と呼んだ

たくさんの血を流し
たくさんの争いを生んで
それらの多くを川に流した

たくさんの血を交わし
たくさんの子を産んで
それらの多くを岸で育てた

雨や雪は氷は
ただの水であり
ただの流れとして
その地を駆けた

時に乾きつつ
時に溢れつつ
多く潤しながら
その地を駆けた

自由に奔放に
あるがままに
その地を駆けた

やがてそれは固められて
やがてそこは固定となった

そう仕向けたものを
ただの水の流れは
ただ静かに受け入れた

その水底で爪を研ぎ
その漣で咆哮を消し
いつか竜となる日まで

やがて再び吠えるまで

岸辺の歴史はそうして
今日も流れに刻まれていく


(2008.05.27)
2009.05.24 Sun l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
罅割れた時計が
血塗られた過去で
止まる夜には
気をつけて

眠りに就いていた
亡者達が起き上がり
枯れた薔薇を
持ってくる

蒼褪めた花びらに
偽りの接吻を落とそう
立ち消えの悲鳴に
朽ちた鐘が響く

涸れ井戸の中に
落ちた骨が濡れる
星無き闇を見上げ
零れ落ちる溜め息が錆びる

新しい夜明けを乞うて
瑞々しい螺子を捜す
亡者達が近付く
三日月の鎌を持って

逆廻りの時計が
屠られた過去で
止まる夜には
気をつけて


(2008.05.20)
2009.05.23 Sat l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
楽天家で
大雑把で
でも小心者
気付いたら
指先の血がない
胃が固まってる
動悸もする

私ってそういう人間だったみたい
2009.05.22 Fri l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
何でも出来る人は
きっととても器用だけれど
何でも出来る人は
だからこそ一番が難しい

たった一つでもいい

それを言えば
誰かが私を思い出す
そういうものがあるといい
2009.05.21 Thu l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
あなたが好きです

そう書かれた小さな紙片
押入れの奥
忘れ去られた手帳の中に

幼い私の胸を焦がした
切ない恋の欠片

捨てられなくてもう一度
手帳に挟んでそっと戻した
2009.05.20 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
危険な橋を渡るのだとすれば
どうすれば良いだろう

今にも崩れそうな足元を無視して
目もくらむような高さも無視して
対岸をただ見つめていれば良いか

ボロボロの手すりに怯え
橋を揺らす風に怯み
足の一歩も踏み出せず立ち竦むか


危険な橋を渡るとすれば
どうするのが良いだろう

己を鼓舞して突き進むか
使命だと言い聞かせて踏み出すか
たいした理由もなかったとしても

行かなくて済む言い訳を考え
行きたくなんかないのだと欺瞞を言うか
それが本心とかけ離れていても


危険な橋がここにある
渡るべきか否か

2009.05.19 Tue l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
知っているわ
これが幸せな恋ではないこと
知っているわ
これが満たされぬ恋であること

二人はただ
眠るように死んでいく
そんな恋の只中にいた

朽ちた舟で緩やかに漕ぎ出す
誰も届かない水底へ

折れた翼で何処までも堕ちてく
光も射さぬ地の底へ

だから誰も捜さないで
だから二人を連れ戻さないで

二人はただ
この月のない夜だけでも
一緒にいたいだけ

知っているわ
これが幸せな恋ではないこと
知っているわ
これが許されぬ恋であること

だけど今は捜さないで
2009.05.18 Mon l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
生きた大気

退化を欠いた

今は舞い

進化を監視

ただ命の後の意だった

説明はそここそ廃滅せ

短き夜の良き時間に

確かめ行く夢が下

眠りの輪廻

長き世は予期かな

そこにただ他にこそ

否という意図ない


(2008.05.19)
2009.05.17 Sun l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
怖いんだ
あの喉を切り裂きそうな感じが
怖いんだ
あの穢れを拒む白さが

ボタンを一つ留めるたびに
首を絞められていくカウントダウンが聞こえる

袖に腕を通すたびに
忙しい一日の始まる悪寒がする

怖いんだ
あの糊の効いた襟元が
怖いんだ
皺一つない隙のなさが

本当だよ
怖いんだ

でも本当に怖いのは
クリーニングのタダ券なんだ


(2008.05.16)
2009.05.16 Sat l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
お休みの朝は
焼きたてのパンと
採れたてフルーツ
とろっとろのオムレツに
チーズを乗せて
それからたっぷりカフェオレ

よく晴れ上がった青空と
開けた窓から入る風と
小さく流れるクラシックの中
その日の予定を考えながら
ゆっくりたっぷりと朝食を

なんてこじゃれた朝は
なかなか出来ないけど
君が隣にいれば
出来るかもしれないよね

だから一緒に暮らしてみないか
2009.05.15 Fri l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
どこで食べる料理より
あなたの作るご飯が美味しい
ありふれた食材の
ありふれたメニューでも
誰かが首を傾げても
たとえば毒が盛られても
あなたの作るご飯なら
僕は美味しく食べるだろう

何よりのご馳走は
あなたの愛が込められた
あなたへの愛のこもった
あなたの作るご飯なのだから
2009.05.14 Thu l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
東の窓のカーテンを
開け放したまま眠る
朝になれば
太陽が瞼をこじ開け
頬にキスをしてくれるから

南の小窓を少し
開け放したまま眠る
夜を渡る
そよ風が髪を撫でては
夢にウィンクしてくれるから

北の窓はそっと
閉ざしたままに眠る
窓の外で
誰かが私を呼ばう声が
聞こえたりしないように

西の扉はそっと
閉ざしたまま眠る
朝が来て
太陽が夢から解き放つまで
眠りの中にいられるように
2009.05.13 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
さくさく進めばいいってものじゃない
足踏みも時に大事だった
急いで通り過ぎてしまえば
見ることのなかった景色があるように

誰かの後になってもいいじゃない
人と較べる必要がないこともある
自分がどれなら許せるのかを
見極めてしまえばそれだけの話
2009.05.12 Tue l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
たくさんのありがとうと
たくさんの大好きを
花束にしてプレゼントする

あなたのくれる愛情には
きっと足りないけれど

あなたのくれる慈しみには
きっと及ばないけど

たくさんのありがとうと
たくさんの大好きを
カタチにして
コトバにして
プレゼントする

見返りを求めない
大きな愛を
ありがとうと
2009.05.11 Mon l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
夕暮れが遠くなって
空が輝きを残す
白い綿毛野原を
柔らかな風が駆けた

ほらあそこにいるよ

隣の僕が囁く
僕は目を凝らして
僕の指先を追った
綿毛舞う風の中

駄目だ見えないんだ

隣の僕に囁く
大人になったんだね
小さな僕が呟く
僕と空を見上げて

でも君は見える
夕暮れの空や
軽やかな綿毛を

そう僕は見える
太陽に架かる虹や
道端の小花を

ほらあそこにいるよ

小さな僕が笑った
僕はまばたきを一つ
僕が見たものを見つけた
白い綿毛野原で


(2008.05.15)
2009.05.10 Sun l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
地球は本当に廻っているのか

世界は本当に丸いのか

夜空の星は本当に遠いのか

海の果ては本当に陸地なのか

時間の速さは一定なのか

永遠はどこかに存在するのか

自然は本当に毀れるものか

生きているとはどういうことか

心は一体どこにあるのか

生き終えたならどこへ行くのか

果たして本当に明日はあるのか

果たして本当に昨日はあったか

私というのは一体誰か



(2008.05.14)
2009.05.09 Sat l 月々 l コメント (2) トラックバック (0) l top
あなたに手紙を書くことにしました
何を書いていいかも分からぬまま
筆を走らせてみることにしました


元気ですか
どうしてますか
私は変わらず生きてます
青空の下で草を食む
兎のようにのんびりと

困ったときに耳の後ろを掻く
あの癖は今もまだ残ってますか
今でもまだあなたの唇は
苦い煙草の味がしますか

あなたの隣にはもう誰かがいますか
いいえもうあなたの隣に未練はないけれど
あなたは今幸せでしょうか

答えを聞いたとき私は
祝福するのでしょうか
嫉妬するのでしょうか
それも分からないから
答えは必要ありません


あなたに手紙を書いてみました
思いつくままに書いてみました
出すことのない手紙だけれど
2009.05.08 Fri l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top

人差し指の上に乗せた
小さな鳥にそれは似ていた
啼くでもなく
羽ばたくでもなく
じっと動かなかったけれど

落としたら砕けてしまう
水晶細工にそれは似ていた
冷たくもなく
透明でもなく
硬質さだけを抱いていたけど

接吻すれば吐息で飛ぶよな
淡い花びらにそれは似ていた
匂うでもなく
誘うでもなく
僅かに蜜を光らせただけで

そういったものにそれは似ていた
言葉には出来ず
形にも出来ず
それでもなお愛しいようなものに


2009.05.07 Thu l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
君を探してる
いつか出会えるだろうか
まだ知らない君を
ずっと探してる

羅針盤の指し示す方角は
気まぐれな風のようで
占い師の告げる言葉より
あやふやな未来への道標

君を求めてる
いつか出会えるように
まだ知らない君を
ずっと求めてる

何も書かれぬ手紙が決める行き先
流れ落ちる星図のように
明日を探すための星さえも
曖昧な彼方への道標

君を探してる
いつか出会えるだろうか
まだ知らない君に
ずっと恋してる

いつか出会えたのならば
そう告げたくて

今日もまた探しているんだ
2009.05.06 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
柔らかな午後の日差しの
降り注ぐ丘で草を食む
若駒の鬣を
揺らす初夏の風
吹き上がる若葉を
受け止める青い空
新萌えの木々に隠れ
囀る小鳥たちの
響き渡る歌声と
遠く光る海の潮騒

広がる世界の
片隅で深呼吸
2009.05.05 Tue l 日々の罅 l コメント (0) トラックバック (0) l top
いい天気だよ
出かけようよ
こんなところに
篭ってないでと
君が言う

悩んでたって
笑ってたって
同じ一日よ
もったいないと
君が言う

柔らかい五月の風や
目にも優しい若葉の色や
抜ける青さに溶ける雲雀や

甘く香ったお茶を飲んだり
他愛ないよな話をしたり
芝生の上で昼寝をしたり

いい天気だよ
外へ行こうよ
一人っきりで
篭ってないでと
君が言う

嘆いてたって
楽しんだって
同じ一日よ
楽しもうよと
君が言う


(2008.05.08)
2009.05.04 Mon l 月々 l コメント (1) トラックバック (0) l top
終わってしまうのは
あっという間
手を伸ばしても
もう届かない

ああすればよかった
こうしたらよかった
そう悔やんでも
もう戻らない

幸せな恋の
終わりみたいに

夜明けの夢の
目覚めみたいに

いってしまうのは
あっという間
手を伸ばしても
もう届かない


(2008.05.06)
2009.05.02 Sat l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
掌の上のタマゴのように
こわれものの小さな世界
落とせば割れてしまうだろう

でも
割らなければ見えてこない

掌の上のタマゴのように
不安定で未知なる世界
見えないままに転がしている
2009.05.01 Fri l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
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