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ガラスの塔に閉じ込められた蝶は
花の夢を見ながら羽ばたく

象牙の棺で歌を歌う鳥は
雲の音を聞きながら埋められる

時計の針に打ち付けられた月は
満ちてくる潮騒に錆びながら融けていく

空っぽの卵に満たされている風は
温もりの不在を嘆きながら渦を巻く

四辻の幻に彷徨いこんだ私は
恋の骨の賽を手にふりだしを探している
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2009.04.08 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top