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地図の上の道
ずっとずっと辿っていったら
君に着いた
指先一つで君を探す
孤独なぼくの
哀しい涙が
どこかの街を濡らしてく

郵便受けを鳴らす
気まぐれな君のアナクロな葉書が
ぼくを笑う
言葉すくなに僕を誘う
自由な君の
弾んだ文字が
どこかの日々を綴ってく

地図の上の街
指先だけで辿っていったら
君に着いた
大きいぼくは
入り込めずに
どこかの君をなぞってく
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2009.03.16 Mon l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top