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元気かい
空に向かって手を振る
あれだよと
星に向かって指差す

雪降る夜の時計塔の下で

モザイクタイルの町並みの
中央広場の時計塔
皆が眠った雪夜更け
僕らは抜け出し空を見る

見えるかい
空に向かって広げる
届くかい
星に向かって呟く

雪降る夜の時計塔の下で


(2008.02.27)
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2009.02.28 Sat l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
ここにいて
指一本で
遠くのホテルの部屋へ行く
来月の飛行機で空を飛ぶ
昔々の漫画を読んで
地球の裏のお菓子を食べる


ここにいて

指一本で
2009.02.27 Fri l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top

たとえば君が
次に生まれるとき
女でも男でも
ぼくは君に恋するだろう

たとえば君が
空を飛ぶ鳥なら
危険なときには君を守る
扉のない鳥かごになろう

たとえば君が
朝にかかる虹なら
強い陽射しに消えていっても
瞼の裏に焼き付けておこう

たとえば君が
昨日に置いて来た夢なら
今宵眠りに着くまでずっと
その欠片を探し当てよう

たとえば君が
眠り続ける姫ならば
その耳元で愛を囁き
ぼくもまた傍らで眠ろう

たとえば君が
一輪の小さな花なら
散った花びらを飲み干して
君の最期を見届けよう

たとえば君が
今ここにいないとしても
いつでもどんなときも
ぼくは君に恋するだろう
2009.02.26 Thu l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
ありがとう
長い間
あなたがいてくれたから
私はとても助かった

ありがとう
いつだって
あなたがそこにいたから
私はどこまでも行けた

傷つけたり
傷ついたりしたけれど

私たちはとてもいい仲間だったね

私はもう行くけれど
暫くはきっと
あなたの癖を思い出す
あなたのペースを思い出す

ありがとう
本当に長い間
あなたがいてくれたこと
たくさんのありがとう
2009.02.25 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
閉ざされた扉の向こう側に
置いてけぼりにされた小さな私
泣いていたとしてももはや
その声は届かない

聳え立つ瓦礫の向こう側に
取り残されたままの孤独な私
絶望に沈んだ瞳はとうに
伏せられたままで交わらない

心細さの中に立ち竦んだままの
怯えるだけの少女は今でも
どこかできっと泣いている
どこかできっと傷ついている

捨てられた心の向こう側で
置き去りにされてしまった幼い私
彼女は今も泣いてるだろうか
彼女は今も傷ついたままだろうか

それをもはや今の私は知る術もなく
風の音に幻聴を聴く
夜の帳に幻覚を視る
2009.02.24 Tue l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
もう誰も来なくても
もう何も起きなくても
時は静かに音を立てて
歪むことはあっても
解けることがあっても
時はけして留まりはせずに
きっとただ
在るというだけの存在として
流れていくのだ

ただ在るだけの
留めることの出来ぬもの

だからこそ
それを惜しみ
それを愛するのだ
2009.02.23 Mon l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
愛なんて呼べるほど
難しくはなかった
恋だよと言えるほど
簡単でもなかった

二人の間にあった
愛情の重さを
愛情の形を
愛情の深さを

言い表すには
言葉が足りなすぎた

愛なんて告げるほど
軽々しくなかった
恋なんて決めるほど
華々しくなかった

二人の間にあった
微妙な空気を
測れない距離を
強かった気持ちを

言い示すには
言葉は拙すぎた


(2008-02-26)
2009.02.22 Sun l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
君が生まれたその時

僕は多分空っぽだった

あるいは

空の青さに見惚れていた


君が生まれたその時

僕はおそらく呆けていた

あるいは

鴉が広げた翼を見ていた


君が生まれたその時

僕はきっと信じていた

あるいは

生まれたばかりの君になってた


(2008-02-19)
2009.02.21 Sat l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
苦しいんです
夜も眠れないほど
彼が私に侵食してくる

切ないんです
息も出来ないほどに
彼が私を追い詰めてくる

これは恋というものですか


消せないんです
振り払っても振り払っても
彼の気配が

もどかしいんです
熱に浮かされて彷徨い歩く
夢にも彼が

これは恋というものですか


いいえ違うのです

けして恋ではありません

けして風邪でもありません


哀しいんです
百花繚乱花の季節に
彼は私を閉じ込めていく

これは花粉症というのです
2009.02.20 Fri l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
初めてのデートは
あなたから誘ってね
ぎこちなくていいから
私のこと考えて

完全は求めないわ
でもあなたから誘って
万全じゃなくていいから
プランニングしてね

草食的消極さで
あなたを言い表せても
最初くらいイニシアチブは取ってね
私は草原の花にはならない

男の子が思うより
女の子は純情でしたたか
花冠のその下で
鋭い爪を潜めてるの

初めてのデートは
あなたから誘ってね
強くなくていいから
少しは私を騙してね

草食的消極さで
あなたが怖気づくなら
私はもっと魅力的な獲物を
探すために狩りに出るわ

だから

初めてのデートくらい
あなたから誘って

花にするか
豹にするか

あなたに決めさせてあげる
2009.02.19 Thu l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
あなたたちの輝きを
あなたたちの頑張りを
あなたたちの楽しさを
本当に凄いと思った

同じ一人の人間が
同じ世代の人間が
同じとは言えぬ人生が
本当に凄いと思った

私に何が出来るだろう
私は何が出来るだろう

あなたのようにはなれないけれど
あなたの夢とは違うのだけど

確かにそう考えさせた

あなたたちの輝きを
あなたたちの頑張りを
あなたたちの楽しさを
本当に眩しく感じた

私も誰かの光のように
いつかどこかで輝くだろうか
2009.02.18 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
ときどきことばはつたわらない

だけどなかないで

だけどなげかないで

どきどきはきっとつたわるから
2009.02.17 Tue l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
それを食べなくても
あたしは死なないけど
食べたほうがカラダにはいい

一人きりで食べても
あたしは死なないけど
誰かと一緒のほうがココロにはいい

そんなものを食べても
あたしは生きてけるけど
きちんとした食事が本当はいい

好き嫌いを減らして
たとえばあなたと一緒に
作りたての料理を食べたい



2009.02.16 Mon l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
机の中にこっそりと
招待状が届いたら
それが合図の忍びごと

素知らぬ顔で
秘密の場所へ

ノックは三回
それから一回

それではどうぞ
秘密のお茶会

ビーカーフラスコ試験管
メスシリンダーガスバーナー
天秤ばかりと薬さじと

丸底フラスコ茶を淹れて
漏斗でコーヒー淹れたなら
薬壜出してご覧じろ

ラベルに書かれたKCN
光る結晶どれくらい

20杯ほど貰おうか
それなら私は15グラム

薬さじ乳鉢薬包紙
天秤分銅ピンセット

お次はこちらのスポイトで
誰もが見てないそのうちに
秘密の液体ひと垂らし

小瓶に貼られた髑髏のマーク
口元にやりと笑ってみせる

さあさあどれでも好きなもの
選んで皆でティータイム

今日の餌食は誰かしら
素知らぬ顔でティータイム

全てがそつなく終わったら
洗って綺麗に元通り

専用戸棚に鍵かけて
それでは皆さんさようなら

机の中にこっそりと
招待状が届くまで

毒を盛られたその人が
次の会を開くまで

どこにでもいる一生徒と
どこにでもある理科室の

顔をしながらさようなら


(2008-02-18)
2009.02.15 Sun l 月々 l コメント (4) トラックバック (0) l top
君を想う寒い夜

甘い心乗せて

届けに行こう

星屑の降る中を


白い息吐きながら
小走りに急ぐ月の道
夜空に浮かぶシルエットの並木
潜り抜けて会いに行こう

渡せなかったチョコが
夜の中で凍って砕ける前に
会いに行こう
胸と抱えた小箱とを
ことこと音を立てさせて

戸を叩けなくて立ち止まる
部屋の灯りをみあげたままで
今宵私に翼があれば
あなたの窓まで飛ぶものを

白い息吐きながら
柔らかく晒される月の下
夜空に流れた星屑一つ
こつんと小窓に突き当たる

音に気づいたあなたの瞳
窓の中から見下ろした
消えてしまったあなたはやがて
微笑みとともに戸を開ける


(2008-02-14)
2009.02.14 Sat l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top

雨が降る
雨が降る

強い風を伴って

雨が降る
雨が降る

全てのホコリを押し流し

雨が降る
雨が降る

やがて潤い芽吹いても

雨が降る
雨が降る

今宵この地に雨が降る



2009.02.13 Fri l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
文字を追って
話を掴まえろ
言葉を辿って
正解を導け

それはそんなに
難しいことかい

難解な語句や
遠まわしな言い回し

そんなものがないのに

それはそんなに
難しいことかい

本を読んで
話を追いかけろ
話を交えて
経験を身に着けろ

それは
そんなに
簡単ではないが

それは
そんなに
難しくはない
2009.02.12 Thu l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
いいよ
いつでも
聞いたげるよ

いいよ
いつでも
呼んでいいよ

きみの
気持ちが
晴れるように

きみの
悲しみが
消えるように

いいよ
なんでも
聞いたげるよ

いいよ
なんでも
話してごらん

きみの
ココロが
癒されるよう

きみに
あしたが
とどくように

いいよ
あたしで
構わないなら

いいよ
あたしは
聞いたげるよ


(2008-02-06)
2009.02.11 Wed l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
眠れないよ
布団の中
目を閉じて
遠い夜汽車の音を聞いてる
何を載せて
どこへ行くの
誰を乗せて
どこに行くの

眠れないよ
ぬくもりの中
くるまって
遠い夜空の音を聞いてる
星は光り
どこへ行くの
風は笑い
どこに行くの

眠れないよ
暗がりの中
遠い夜明けの音を待ってる
夢を誘い
どこへ行くの
瞳閉じて
夢の中へ
2009.02.10 Tue l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
軽やかな絶対さで
駆けていく君の足音
抗いようもなく
押し寄せてくる
歓喜の歌声

目に飛び込んでくる
柔らかな色彩の
君の笑顔と
春の色

窓を開けた途端
君が駆け寄ってくる
ぼくの胸の中で
君の髪が春に匂う

2009.02.09 Mon l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
甘くてもいいじゃない

綺麗でもいいじゃない

大事に扱ってよ

壊れそうな飴細工みたいに

優しく扱ってよ

そして

噛み砕いてしまってよ


(2008-02-01)
2009.02.08 Sun l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
キャラメル頬張って
駆け出してった
寒そうな手足
擦り傷に血が滲む

人生はお菓子のように
甘くはないさと
頬の中転がしながら
大人びた口調で
偉そうに笑う


キャラメル頬張って
駆け去っていった
意志を持つ背中
木枯らしに立ち向かう

毎日はお菓子のように
脆くはないよと
舌の上戯れながら
物知りの風情で
賢しげに笑う


キャラメル味の少年
冬の中
駆けてった


(2008-01-31)
2009.02.07 Sat l 月々 l コメント (2) トラックバック (0) l top
甘い甘いチョコレートを
アナタにあげるわ
喉も
胸も
蕩けてしまいそうな
甘い甘いキスとともに

揺れる揺れる想いを込めて
アナタにあげるわ
誰も
彼も
太刀打ちできないほどの
めくるめくような夢とともに

溶かすほどの
甘い夜をあげる
2009.02.06 Fri l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
年上の彼女はいつも
微笑んだままで
眠っている

目覚めた彼女に問えば
シアワセなのよと
そう言って笑う

いくつもの日々を
たくさん泣いて
たくさん怒ったから
もうあとは
笑うだけなの

これからの日々を
たくさんの人と
たくさんの愛で
過ごせるから
嬉しいのよ

年上の彼女はいつも
微笑んだままで
そう答える

だから最後は
あなたも笑って
みんなで笑って
シアワセなのよ
そう言って笑う

お別れするのは
哀しいだなんて
苦しいだなんて
陳腐な言葉で
見送らないでね

年上の彼女はそして
微笑んだままで
眠っていた
2009.02.05 Thu l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
あなたのこと
ずっと見てたから
あの子に恋したこと
すぐに分かった

分かってる
ずっと隣にいたから
あなたが悩んでること
すぐに感じた

違う恋をしてしまった二人
きっと離れていく
あなたの幸せを願っているけど
今はまだこの手を離せない


どうしよう
板ばさみのまま
あなたに恋したこと
知りたくなかった

あの子のこと
嫌いだったら良かった
あなたが苦しくても
邪魔できたのに

別の恋を始めてしまった二人
こころ離れていく
指も腕も胸も全部繋げても
目線は噛み合わないのね


さよならを言うのならば
せめて私から言わせて
あなたの恋に気付いたことを
あなたに知らせたくないから

同じ恋をしていたはずの二人
今は離れていく
もう戻れないことは知っているから
今夜だけはそばにいて
2009.02.04 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
まだ風は冷たい
まだ空は遠い
でも土はぬかるみ
柔らかくほぐれていく
そして蕾は膨らみ
やわやわとほどけていく

もう陽射しは強い
もう朝は早い
そう鳥がさえずり
楽しげに朝を迎える
そして木々は芽吹いて
ゆるゆると色づいていく

やがて来る春は
そうやって始まっていく
2009.02.03 Tue l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
ここで一つの疑問が生じる
さてこれは一体なんなのか

今朝見た夢の続きか
昨日買って来た花の香りか

風呂上りのビールの泡か
遠い昔に捨てた台詞か

毎日の中で澱んだ空気か
あなたが寄越したおやすみメールか

この胸に巣食ったもやもやの
正体は全て分からないまま

深呼吸一つ大きく吸って
答えのないまま飲み下す
2009.02.02 Mon l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
明日なんて見えなくて
生きていることが辛くて
いっそ終わらせてしまおうかと

明日も今日の続きで
生きていくことは苦痛で
いっそ断ち切ってしまおうかと

そう思っては
いけないだろうか


救いなんて見えなくて
孤独に沈むのが怖くて
もはや信じるものなどないと

望みなんて抱けなくて
絶望にまみれるのが不安で
もはや涙も枯れて果てたと

この身を捨てては
いけないだろうか


駄目だと止める者などなくて
やめろと宥める者などなくて

それでも生きては
いけるのだろうか


明日なんて見えないから
もしかしたらなんてこと
いっそ信じてしまおうかと

明日は今日より良くて
生きていくことは歓喜で
そう願ってみようじゃないかと

明日も生きては
いけるのだろうか


生きろと止める者に会うため
笑えと宥める者に会うため

行けるとこまで
生きてみようか


(2008-01-21)
2009.02.01 Sun l 月々 l コメント (2) トラックバック (0) l top
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