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倒れ臥した旅人の
乾いた涙が
砂を濡らす

遠い遠い故郷の空を
割れた小瓶が映し出す


疲れ果てた旅人の
最後の吐息が
風を揺らす

もはや届かぬ恋しい声が
枯れた小花の音に似る


力尽きた旅人の
白き墓標が
夜を照らす

二度と戻れぬ朝の日の
道を照らして指し示す


(2007-08-02)
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2008.09.06 Sat l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top