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わたしたちはみんな
生きていくことに疲れて
かげでこっそりと
泣いている

泣かなくても良いと
言う者もまた
どこかの隅で
泣いている

わたしたちはみんな
生きていくことが怖くて
大事なことから目を
逸らしている

逃げては駄目だと
言う者もまた
何かしらから
逃げている

わたしたちはみんな
死んでいくことがつらくて
時間の声から耳を
閉ざしている

進むべきだと
言う者もまた
不意を突かれて
立ち止まる


わたしたちはみんな
生きていくことを望んで
歴史を重ねながら
生まれてきた

わたしたちはみんな
生きていくことに必死で
次の一歩を踏み出すため
生きている

生きている


(2006/11/29)
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2007.12.31 Mon l 月々 l コメント (3) トラックバック (0) l top
腐り落ちた指の隙間

銀に光るリングが覗く

白い筈の骨は濁り

虚空を掴み損ねている

倒れ臥した屍の声

耳に届く前に消える

凍る風の音が嘆き

動かぬ頬を撫で行く

夜が降りて骸を抱き

星はリングで跳ね返る

誰も泣かぬ闇の中で

天は密かに涙を零す

染みて冴える月の調べ

雫さえも凍て付かせる

昏く惑う死せる人を

舞って散らす雪が覆う

滑り落ちたリングだけが

白き夜で瞬いている


(2006/11/28)
2007.12.30 Sun l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
旅をしている
どこまでも
どこかへ
いつまでも
いつかへ

辿り着く先を
誰も知らない
待ち受けるものを
誰も知らない

あてのない
風まかせ
足まかせ
気紛れ
気ままな
旅をしている

手にしたトランクには
日記代わりの手帳と
古い古い切符を
それから
旅先で出会う
いろんなものを

遠く世界の向こうには
自分の
誰かの
背中が見える

その向こう側には
なにが見える
なにが待つ

それを探しに

寄り道したり
回り道したり
ときに
背中に背を向けて

旅をしている
どこまでも
どこかへ
いつまでも
いつかへ

そして
いつか背中の向こう側へ


(2006/11/27)
2007.12.29 Sat l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
凍えたままで
眠りたいのに
温い風は
この身を腐敗させる

乾ききった夜に
委ねたいのに
降りる露が
この身を崩れ溶かす

腐臭の吐息を洩らし
骨の突き出た掌で
閉じ損ねた瞼の下の
闇に染まった眼窩を隠す

温やかな冬に妨げられた
この身が朽ちて果てるまで
2007.12.28 Fri l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
今走り抜けてったヤツを見たかい
そいつは年末って言うのさ
捕まえそこねちゃったりしたら
遣り残したものを持っていかれるぜ

あそこで待ち構えてるヤツが分かるかい
そいつは来年って言うのさ
気をつけて見張ってないと
語った抱負を踏みにじられるぜ

アンタの背後にいるヤツを知ってるかい
そいつはアンタ自身の影さ
光の位置を把握してないと
前後が入れ替わっちまうぜ
2007.12.27 Thu l 日々の罅 l コメント (0) トラックバック (0) l top
あなたが眠る夢の中に

わたしはいますか

あなたが見てる夢の中に

わたしはいますか

泥濘に眠る蕾のように

どこかにわたしはいますか

浮かび上がる泡沫に似て

時折感じてくれますか

あなたが眠る夢の中に

わたしはいますか

花を開きますか
2007.12.26 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
甘いお菓子のような

優しい羽毛のような

夢を見よう

今宵くらいは
2007.12.25 Tue l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
あなたが幸せであるように

あなたが笑ってられるように

あたたかな光をあげたい

やわらかな温もりをあげたい

寒さに震えて眠らぬように

孤独に怯えて嘆かぬように

世界に響く鈴の音が

あなたに愛を届けるように

ひそやかな祈りを捧げる

メリークリスマス

良い夜があなたのもとに

訪れるように
2007.12.24 Mon l 日々の罅 l コメント (0) トラックバック (0) l top
なにをしたかったの?
なにが欲しかったの?

なにを奪いたいの?
なにを裁きたいの?

誰を探しながら
何千人殺すの?

ただ僅かのために
何万人が死ぬの?

ニュースが映さなくても
どこかで続いている

記事を見なくなっても
まだなお死に続ける

意味なんてないの
どんな戦争だって

意思を奪われても
人は生きているの

なにをしたいというの?
なにをのぞむというの?

幼い子が銃を
老人が剣を

それでなにを得るの?


戦車が花に埋もれ
錆びた銃が朽ちる

そんな日は来るの?
そこに人はいるの?


(2006/11/24)
2007.12.24 Mon l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
白い砂漠を船が行く

月の光に漂いながら

光る砂漠を船が行く

倒れ臥した旅人乗せて


燃える身体を濡らすのは

淡い月の雫だけ

渇いた喉を癒すのは

蒼い月の雫だけ

蜃気の描く夢のオアシス


その月さえも今宵はない

薄目のような切れ込みは

とうに空から落ちてしまった

滾る血のような夕焼けも

もはや色褪せ滴らぬ


黒い砂漠を船が行く

闇の波間で漂いながら

昏い砂漠を船が行く

息絶え果てた旅人乗せて


(2006/11/22)
2007.12.23 Sun l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
さあ幸せになろう
いくらでも幸せになろう

誰だって
どんな人だって

空に虹が架かったら
夜を星が流れたら
きみだって微笑むよ

美味しいご飯を食べたら
誰かが抱きしめてくれたら
きみだって嬉しいよ

赤ん坊の無垢な寝顔
輝きのあふれる笑顔

休息と一杯のお茶
充実を感じる瞬間

お風呂や布団の温もり
自分に贈るご褒美

仲間と集まる宴
一人で楽しむ孤独

朝日が今日も昇って
空がとても青いこと

優しい羽毛の雲が
潤す雨を降らすこと

遠くに住んでる友の
思いがけない手紙

恋してやまない人の
待ちわびてた電話

きみが流した涙が
心に花を咲かすこと

きみが痛めた想いも
必ず糧に変わること

ほら幸せになろう
どこにでも幸せはあるよ

誰だって
どんな人だって


(2006/11/21)
2007.12.22 Sat l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
開けてはいけない箱なのだ
けっして見てはならぬのだ
手に取りたくなる箱だけど

開けてはいけない箱なのだ
けれども囁く箱なのだ
天使の声音で誘うのだ

開けてはいけない箱なのだ
警鐘が響き訴える
敵は自分の胸の中

アけてはいけない箱なのだ
ケっして見てはならぬのだ
ロくでもないことが起きるのだ

開けては・・・
2007.12.21 Fri l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
どうしようもなくて
明日の光も見えず
朽ち果てるのを待つ
そんなのはいやだ

縋りようがなくて
誰の腕も見えず
倒れ臥すのを待つ
そんなのはいやだ

世界がずれていると
知ったのはいつだ
スライドする様に
気付いたのはいつだ


信じようがなくて
立ち位置さえも見えず
埋もれていくのを待つ
そんなのはいやだ

手繰りようがなくて
誰の顔も見えず
孤独だけがいや増す
そんなのはいやだ

世界はずれていても
叱咤して進む
世界を取り戻そうと
傷ついても進む


元通りになるまで
2007.12.20 Thu l 贈花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
いるとか
いないとか
そんなのは
問題じゃない

信じるか
信じないか

ただ

それだけだ


誰かの言葉や
誰かの記録や
そんなのは
関係ない

信じるか
信じないか

ただ

自分で決めるだけだ
2007.12.19 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
泣かないで
ボクはもう
ボクじゃないんだ
ボクラはもう
ボクラじゃないんだ

ある朝
ボクの中で
目覚めたボクは
ボクなのにもう
ボクじゃないカラダで

泣きたくて
高笑い
ボクはコワレタ
ボクラはもう
ボクラじゃなかった

君はきっと信じないし
誰も君に教えない
ボクラはもはや
ボクラじゃないんだ

泣かないで
2007.12.18 Tue l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
意見拝見 大変危険
威厳激減 赤面機嫌
視線不自然 回転視点
苦戦作戦 悪戦無限


君の意見を拝見しようか
分かってるとも危険な賭けさ
威厳がなくとも気にしはしない
赤くならずに機嫌を直せよ
視線泳がす不自然な君
定まらないままぐるぐる廻す
この作戦は大変苦難
悪戦苦闘の無限のループ


派生反省 賛成個性


反省の気持ちが芽生えたら
僕らの個性はうまく行く
2007.12.17 Mon l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
夢を持つものを笑え

愛を待つものを弄れ

美を追うものを屠れ

明日を負うものを躙れ

世界を担うものを蔑め

未来を望むものを嘲れ

人を信じるものを憐れめ

己を恃むものを憂え

そして

そうすることの

無為に気付け

何も生み出さぬ

愚かさに気付け


(2006/11/20)
2007.12.16 Sun l 月々 l コメント (2) トラックバック (0) l top
花 散 臥 白 埋

鳥 啼 座 黙 睡

風 吹 煙 靡 静

月 照 光 陰 沈

唯 我 而 中 在


(2006/11/14)
2007.12.15 Sat l 月々 l コメント (2) トラックバック (0) l top
流れ星を見に行こう
願い事なんて関係ないさ
流れ星を捕らえに行こう
星屑集めてランプにしよう

流れ星を観に行こう
外は寒いから気をつけて
流れ星を捉えに行こう
毛布と熱いカップを持って

その一瞬の
そのために

流れ星を見に行こう

蒼い夜空を観に行こう



2007.12.14 Fri l 日々の罅 l コメント (0) トラックバック (0) l top
北風の中
きゃわきゃわと
はじけるような
子ども達の群れ

その横を
首を竦めながら
自転車で駆け抜ける

あの熱量が
いつの間にか
冷めてしまった
かじかむ指先で
ハンドルを切る
2007.12.13 Thu l 日々の罅 l コメント (2) トラックバック (0) l top
お天気のいい日には
秘密の庭で待っているわ
図書室を抜けた温室の先
冬薔薇の小道
小走りで駆けてきて

降り注ぐお日様に
煌めく髪を揺らして微笑うの
ナイショのおしゃべりをしましょう
小鳥達の囀り
それとも少女の笑い声

本の森の中を通り
冬枯れの木立の下を
野放図に乱れる薔薇の間を
こっそりと駆けてきて


お日様の出ない日にも
秘密の庭で待っているわ
図書室を抜けた温室の中
熱いお茶を用意して

手作りの焼き菓子を
頬張りながら微笑うの
ナイショのおしゃべりをしましょう
木枯らしのざわめき
それより少女のさんざめき

本の城の中を通り
枝越しの空の下を
香り立つ鮮やかな薔薇の間を
こっそりと駆け抜けて


図書室の奥の秘密の扉
かけられた呪文を知る少女を
楽しみに待っているわ

ここは秘密の裏庭
2007.12.12 Wed l 贈花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
欠けちゃった爪の先みたいに

さかむけちゃった指先みたいに

かさぶたこすった傷口みたいに

笑うと切れちゃう唇みたいに

ちょっぴり

ほんのちょっぴり

ささくれている

心の片隅
2007.12.11 Tue l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
ぐるぐる

くるくる

頭の中

駆け巡る

音のメリーゴーラウンド


きらきら

ちらちら

頭の中

舞い躍る

音のダイヤモンドダスト


くすくす

こそこそ

頭の中

囁き巡る

音の永久ラビリンス


迷って

探って

辿り当てる
2007.12.10 Mon l 贈花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
あたしたちの旅は
あてもなく
はてもなく
どこまでも
いつまでも
続いてく

風が吹くから流されて
雨が降るから留まって
月が昇れば月の道
星が降るなら尾に乗って


あたしたちの旅は
あてどなく
とめどなく
どこまでも
いつまでも
続いてく

船があるから海へ行き
駅があるから汽車に乗り
雲が浮かべば雲の舟
何もなければこの足で


あたしたちは旅を
あるがまま
なすがまま
どこまでも
いつまでも
続けてく


(2006/11/08)
2007.12.09 Sun l 月々 l コメント (3) トラックバック (0) l top
澄んだ空気の中で
寒いねと
きみが呟いた声が聞こえる
落ち葉を踏む音にまぎれて
指に息を吹きかけている

見上げた空から
舞い落ちてくる
色とりどりの木の葉と
光の粒
受け止めるように広げた腕で
冬の気配を抱きしめて
きみは少し微笑んだ


冷たい指先からめ
寒いねと
きみは笑って握り締める
降り注ぐ陽射しにまぎれて
二人の指が熱を分け合う

見上げた空から
舞い降りてくる
雲の変じた羽と
光の粒
受け止めるように閉じた瞼で
冬の気配を感じ取り
きみは少し微笑んだ


肩が触れるほど近づいて
寒いねと
僕たちは笑って囁きあう
木枯らしのいたずらにまぎれて
頬にそっと唇で触れる

見上げた空へと
舞い上がっていく
交し合った視線と
言葉の粒
解き放すように開いた唇で
恋の気配を羽ばたかせ
きみと少し微笑んだ


(2006/11/08)
2007.12.08 Sat l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
怒った顔も
拗ねた顔も
泣きべそ顔も
困った顔も

愛しているよ
全部好きだよ

笑った顔も
眠った顔も
うっとり顔も
引き気味顔も

愛しているよ
全部好きだよ

だからお願い
ガマンしないで

どんな顔でも

見せてごらんよ
2007.12.07 Fri l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
誰もが凍てついた瞳で嘲笑う
憐れんだ目線を投げて寄越すのは
鏡に写った自分の顔だけ

全てが凍てついた世界の只中で
抱いていた願いは落ちて砕け散る
魂消る悲鳴も粉々に舞った

存在の意義など分からず
記憶の不在を嘆いている
共有することが出来たのならば
乖離した夢現を繋ぎとめられただろうか

高らかに哄笑する幻聴も
降り注ぐ氷柱にも似た絶望も
ぬくもり一つ与えぬままに
この身の血肉を突き刺していく

倒れ込んだ氷雪の上
紅く染めて刻み込もうか
仰臥して閉じた瞼を
縫い合わせた涙も隠し

何かが凍てついた瞳を溶かす
柔らかな光を投げて寄越すのは
垂れ込める雲間から零れる青空

全てを捨て去った世界の片隅で
残された鼓動が僅かに胸に火を灯す
あたたかな涙が風に舞った
2007.12.06 Thu l 贈花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
落ちきらないメイクみたいに
気付いたら奥底にまで
入り込んでる

私の人生を飾り立てて
去っていったあなたは
まるでそんなメイクみたい

綺麗に拭い去ったつもりでも
染み込んでしまって
汚れのように溜まっていく

だから私は今日も
強力なクレンジングを探して
顔を洗ってみるの
2007.12.05 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
あなたに花をあげましょう
白い白い雪の花
あなたに花をあげましょう
冷たい冷たい雪の花

微笑を含んだ唇の
零れる吐息を降り注ぎ
艶美を潤ます双眸の
滴る涙を含ませて

あなたに花をあげましょう
白い白い雪の花
あなたに花を降らせましょう
綺麗な綺麗な雪の花

彷徨い歩ける足取りの
蹌踉めく視界を晦ませて
戸惑い斃れるその四肢の
通える血潮を凍らせて

あなたに花を降らせましょう
白い白い雪の花
あなたの花を手折りましょう
綺麗な綺麗な雪の中
2007.12.04 Tue l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
指先の切り傷
滲んだ赤に
吐息を零して雪が滲む

真夜中の街路樹
凍った土に
月影を隠して闇が溶ける

公園の噴水
乾いた水面
君の眼を洗って絶望が淀む

十二月の凩
倒れた君の
真白さを晒して骨に沁みる
2007.12.03 Mon l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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