FC2ブログ
私の掌から零れ落ちる砂を

月が静かに濡らしていく

うずめていく記憶の欠片たちは

冷たい夜気の中で息を潜めた

風が舞い上げた吐息の粒子

星屑のように凍り付いて舞う

貴方の頬を濡らすよりも早く

崩れ落ちて足元で嘆くだろう

凍てついた朝が訪れるよりも早く

全ての熱を滴らせて眠る

私の掌から零れ落ちる砂が

差し込んだ太陽の光に輝き

何も残っていないことを示すだろう
スポンサーサイト



2007.11.28 Wed l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top