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僕に与えられた
大砲の弾は二つずつ
敵兵が並ぶ
弾は重くて
砲台がふらふら揺れる

敵の数は十人
綺麗に陣形を組んで
僕の攻撃を待ちうけている
砲台の狙いをつける

陣形を切り崩せ
重たい弾を飛ばして
陣形を吹き飛ばせ
広がる平野の向こうへ

敵が倒れていく
僕は弾を込める
二つ飛ばし終えたころには
敵が退却していく

コレで終わりじゃない
また二つの弾
そして新たな十人が
立ちはだかっている

一仕事終えたら
僕の手はへろへろ
二仕事終えたら
明日は筋肉痛

敵の背後は崖
彼らは背水の陣
僕の横は谷
うっかり弾を落とす

なんの負けるものか
両脇に残る兵士
狙いをつけてみたが
砲撃手敗れる

僕の七面鳥は
啼きそうにない
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2007.08.11 Sat l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
遠い記憶や
晴れた午後の風の
あの日見ていた
虹が香った

夢に似てるのは
見えない空の王宮

果てないものを
深い湖に放している

忘れてしまった
あなたに
子守唄を歌おうか

眠りにつくのは
いつでも
めくるページの音


音も無い雨や
手挟んだ四葉の
隠されたままの
水が揺らいだ

声に似てるのは
届かぬ海の水底

追えないものを
広い原野に咲かせている

消えてしまった
わたしに
子守唄を歌おうか

眠りにつくのも
いつかは
閉ざされた本の中


幻の物語
見えない風が吹く

消えないものを
抱いた胸の中に見つける


(2006-07-10)
2007.08.11 Sat l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top