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甘いお菓子

可笑しい話

放した小鳥

とりわけ美味な

見慣れぬ紅茶

膠着の行方

食えない相手

開いてない窓

微睡む薔薇

ばらけた意識

指揮者の不在

罪悪も彼方に

他人は甘い
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2007.08.31 Fri l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
すっかり顔馴染みになった
南風が言う
そろそろ行かなくちゃ

真っ赤に酔いどれた
温度計が頷く
頭がのぼせすぎたよ

うなぎのぼりの
電力量が嘆く
脳天突き抜けちゃうよ

ご満悦の
生ビールが笑う
悪くない夏だったよ

残念顔した
カキ氷は吐息
水臭いじゃないか

ボクはアロハのシャツを脱ぎつつ
ああそうだねと
全てに答える
2007.08.31 Fri l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
昨年末に参加した「年越詩祭」の流れを汲んだ、新たなる詩の祭典がありました。
色んな作品が、まるで夜店に並ぶ品々の如く、私達を惹きつけ、光っておりました。

短い期間ながら楽しませていただきました。

今はもう夢の後。
名残のように詩人たちの名前がサイト名とともに残っております。
ふらりと立ち寄って、心の赴くままに飛んでみてはいかがでしょうか。

「詩SIDE FESTA」
2007.08.31 Fri l 瞑想迷走 l コメント (10) トラックバック (0) l top
消しゴムが転がっていった
君の足元
気付かないだろ

消しゴムをなくした僕は
ノートを見つめ
途方に暮れる

黒板には書かれてない
テストに出ない
大事な言葉

君の足元転がっている
消しゴムなんかじゃ
消せないけど

書きっぱなしでなくて
隠してたい
人にはナイショ

君の背中に心のなか
声をかける
こっちを見てよ

転がっていった消しゴム
君の足元
見つけとくれよ

チャイムが鳴ったらさ
僕の消しゴム
届けに来て

消しそこなった
大事な言葉
見せたげるよ
2007.08.30 Thu l 花膳 l コメント (3) トラックバック (0) l top
かちこちと
時計の音が響く

じいじいと
ファンの音が響く

かたかたと
キーボードが叩かれ

こきこきと
首の骨が鳴る

時折窓が
みしりと鳴り

グラスの氷が
からりと溶ける

誰の声もしない

誰の声も聞こえない

静かなる音の共演
2007.08.30 Thu l 日々の罅 l コメント (2) トラックバック (0) l top
まるで空気の抜けた
自転車みたいじゃないか
無理して走って
気付けば
パンクしている

まるで螺子の外れた
オルゴールみたいじゃないか
捻ってみたって
まともには
歌えていない

まるで気の抜けた
炭酸飲料じゃないか
甘ったるいだけで
なにかしら
物足りない

まるで途方に暮れた
迷子みたいじゃないか
冒険のコンパスは
今やもう
家を指してる

まるで巧妙な
言い訳みたいじゃないか
無理なのは承知でも
決めたなら
やってみろ
2007.08.29 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
飛んでごらんなさい

声がする

恐いよぅ

声が泣く

お空を御覧なさい

声が言う

銀の鳥はあんなに高く
雲を引いて飛んでいる
お前だって飛べるはず

声が促す

恐いよぅ
無理だよぅ

声が泣く

あのお空に飛ぶよりも
下に広がる大地の方が
だってこんなに近いもの

羽ばたくよりも
飛翔よりも
きっと落下が早いもの

声が泣く

飛んでごらんなさい

声が鳴く

いつまでも
そうしていては
いられない

声が鳴く

恐いよぅ

声が泣く

それから不意に
声が止む

あとには
電信柱が一つ

空を目指して立っている
2007.08.29 Wed l 日々の罅 l コメント (2) トラックバック (0) l top
瞼が重い
こういう日には
きっと
硝子が
眠っている

腫れぼったい
瞼の裏に
温まる
硝子が
埋まっている

滑らかに
眼球の上を
滑っていく

ごろごろと
違和感を残して
きっと
硝子が
眠っている

瞼を閉じて
見る夢は
硝子越しの
風景だ

つややかで
なめらかな
手の届かぬ
夢の世界

瞼が重い
こういう日には
きっと
硝子が
眠っている

瞼の裏で
眠っている
2007.08.27 Mon l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
甘くて
熱い
あなたの
愛を

いつでも
痛い
イケナイ
今を

嘘さえ
倦んだ
飢えてる
内を

永遠も
笑んだ
壊死した
液を

オトナの
愚かな
汚濁に
堕とす
2007.08.27 Mon l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
あらあら
いやだ
うそでしょう
ええいくやしい
おでこにぽつり

蚊のせいじゃなくて
気のせいじゃなくて
くっきりはっきり
軽度のにきび
これはちょぴり哀しいぞ

さっぱり洗って
しっとり湿して
すっきり乾かす
せめてもの抗い
それでもすぐには治らない

たったひとつでも
ちょっと大きな
つまるところ
的確に言えば
とっても目立つ

なんてことだろう
にきびのくせに
塗り薬塗っても
根強く痕が
残ってるじゃない

はりきってたの
久々のデートが
二日後に迫る
平素より綺麗と
褒められたいのに

まだ間に合うわ
三日とないから
難しいけど
目立たなくなるまで
もう少しだわ

やれやれ
ゆっくりのんびりだけど
ようやく少し消えたかも

ラインの綺麗な
リネンのワンピース
ルビーのリングと
レースのバッグ
ローズグレーのサンダルで

私の姿に見惚れて
wonderfulと褒めてくれたね

ん、万事オッケーと、心で快哉


(2006-07-29)
2007.08.26 Sun l 月々 l コメント (3) トラックバック (0) l top
甘い言葉に
騙されてはいけません
そんなのは
100m先の自販機で
コーラの隣に並んでる

やすくて簡単に手に入って
しかも
骨まで溶けてしまうから


辛い言葉に
騙されてはいけません
そんなのは
山葵の効きすぎた寿司の
ネタの下に隠れてる

姿は簡単に見えなくて
しかも
鼻まで突き抜けてしまうから


なにごとも
ほどほどに
上手に摂って

美味しい人生を


(2006-07-25)

2007.08.26 Sun l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
遠くの花火みたいに
夏が終わっていく
余韻だけ残して

小さいけれど
鮮やかな閃光
遅れて届く音

祭りの狂騒は
ここまでは届かない

遠くの花火みたいに
夏が薄れていく
余韻だけ残して

色とりどりに
夜空を飾る閃光
夢より遠い音

祭りの喧騒は
ここまでは聴こえない

遠くの花火みたいに
夏が遠ざかっていく
余韻だけ残して

手元で爆ぜていく
線香花火の火花
微かに響く音

祭りの終焉は
秋風が落としてく
2007.08.25 Sat l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
いつでもしたいことを
口にするだけで
あなたはなにひとつ
始めたりしないね

時期が悪いだとか
やる気はあるとか
言い訳するばかりが
うまくなるね

いいかげん
自分を見つめなおしな


何がしたいんだろうって
人に聞いたところで
分からない

何が出来るんだろうって
口にしたところで
進まない


理屈や理論捏ね回して
口にするだけで
あなたはなにひとつ
身につけてないよ

人は人だとか
恥ずかしくないよとか
見栄張ってるばかりで
動かないね

いいかげん
自分を批判しな


何が分かるのだなんて
人に言ったところで
意味がない

何が偉いのだなんて
開き直ったって
進まない


いいかげん
美化した自分は捨てなよ


(2006-07-22)
2007.08.25 Sat l 月々 l コメント (2) トラックバック (0) l top
壜いっぱいに
海を詰め込んだ
夏の名残の煌きと
秋の初めの切なさの
漂う波ごと
詰め込んだ

蒼く小さな壜の中
海はひたすら満ちて引く
遠く跳ねてる魚達
打ち寄せる波の白い貝
掌の上で
揺れていた

壜いっぱいに
海を詰め込んだ
夏が残したざわめきと
秋が寄越した静けさを
抱いた波ごと
詰め込んだ
2007.08.24 Fri l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
キミはもう
遠い人なので
時折考えてみる

朝起きて何をするか
街中をどう進むか
どんな人といるのか

キミはもう
届かないので
時折考えてみる

泣いたりしていないか
誰かと安らいでいるか
昔を思い出したりするか

ボクももう
遠くに来たので
時折考えてみる

あの時の気持ちや
キミと過ごした時間
今キミのいる場所を

スキやキライとは
遠い場所で
時折考えてみる
2007.08.24 Fri l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
手を伸ばせばそこに

あったはずのもの

ためらっている間に

波間に消えた


声をかければきっと

立ち止まった背中

言葉を捜すうちに

雑踏に消えた


追いかければたぶん

間に合ったはずの何か

戸惑っているうちに

夜の中に消えた


口にすればそこに

生まれたはずのもの

手間取っているうちに

夢とともに消えた
2007.08.23 Thu l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
ぷるぷるプリン

ゆらゆら揺れて

口に入れたら

とろとろ蕩ける


くるくるクリーム

ひやひや冷やして

舌に乗せたら

とろとろ蕩けた


たらたら垂らした

フルーツソース

ぱらぱらばらした

チョコレート


お好きにどうぞ

召し上がれ





2007.08.23 Thu l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
私たちは似ていて
それでどこか
反発する

磁石ほどじゃないにしても


私たちは似ていて
それでなぜか
嫌悪する

犬と猿ではないにしても


私たちは似ていて
それで時に
距離を保つ

水と油より混ざり合えども


私たちは似ていて
だから互いの
気持ちが分かる

私たちは似ていて
だから互いの
好みが分かる

私たちは似ていて
だからたまには
分かり合えてる


私たちは似ていて
けれどやはり
違う人間

だから仲良くやっていける
2007.08.22 Wed l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
一振りの剣と
一冊の書物
それから僅かの路銀のみ

父はそれを俺に与え
出て行けと
扉を示した

一通りの剣技と
ひとかどの知識
それから僅かの望み

父はそれを俺に与え
さあ行けと
背中を叩いた

そして二度と
戻ってくるなと
扉を閉めた


一振りの剣には
異国の銘文
一冊の書物には
世界の不思議
それと一通の手紙

手紙の中には三つの包み
困ったときに開けよとの文


しばらく俺は考えて
三つの包みを書物に戻した

剣を振り振り
旅に出て
世界の不思議を追い求め

ある夜
俺は孤独に耐えかね
一つ目の包みを開けてみた

もう開けたのか情けない
そこには叱咤の手紙が一枚
それから僅かの路銀があった

しばらく俺は憤り
残りの包みを書物に戻した


剣で斬り裂き
旅をして
世界の全てを見んとした

ある日
俺は希望に敗れて
二つ目の包みを開けてみた

そろそろいつでも帰って来い
そこには憐憫の手紙が一枚
それから僅かの路銀があった

しばらく俺は泣き通し
最後の包みを書物に戻した


剣で拓いて
旅をして
世界の在り処を手に入れた

ある時
俺は故郷を想って
最後の包みを開けてみた

死んでもお前を愛しているよ
そこには慈愛の手紙が一枚
それから乾いた種粒があった

しばらく俺は抱きしめて
それから種を世界に植えた


ご覧これがその樹なのだ
親父はオレにそう告げて

一振りの剣と
一冊の書物
それから僅かの路銀をくれた
それと一掴みの種粒

親父はそれをオレに与え
お前の世界に植えて来い
そうして家の扉が閉まった
2007.08.22 Wed l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
あたしの中で
言葉が暴れてる
外に出たいと
叫んでる
先のことなど
分からぬくせに
それでも行くと
駄々をこね
あたしの中で
言葉が疼いてる
出口を探して
渦巻いて
まるで嵐の情熱で
飛んで離れて近寄って
沸き立つ雲の
城のよに
あたしの中で
言葉が築いてく
隠れた語彙さえ
気付かされ
ほんの僅かのきっかけで
全く思わぬものになる
だけどそれでも
どれだって
あたしの中で
あたしが生まれてく
2007.08.21 Tue l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
久しぶりだねと
机が言った

眠そうじゃないかと
椅子が笑った

思ったほどじゃないさと
マグカップが慰め

休みボケしてるねと
パソコンが呟く

アタシは勤勉だと
壁の時計が言い放ち

オレに水をくれと
窓際の鉢植えが嘆く

お一つどうだいと
電話が怒鳴って

素知らぬ顔で
一日が過ぎる
2007.08.20 Mon l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
夕立が濡らした町
黒く光る道に
立ち上る水蒸気が
赤みを増した夕日の中
眠気のように揺れる

いつまでも夏じゃない

そう言って微笑んだ町

しっとりと沈む町を
渡っていく風が
昼間の熱気を奪う
心地よい涼しさの中で
戯れた蝉の鳴き声

けどすぐに秋にはならない

そう言って微笑んだ町


今はただゆっくり眠れと

子守唄吹き抜ける町
2007.08.20 Mon l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
たとえば夏なら

たとえば
濃く張り巡らされた熱気の中の
細い糸のような涼気を感じ取れる

たとえば
乾いたアスファルトの匂いの中の
ささやかな甘さの花を感じ取れる

たとえば
眩い陽射しと陽炎の揺らぎの中の
一粒の雨粒の煌きを感じ取れる

たとえば
喧騒と怠惰の雑踏の中の
僅かな葉擦れの音を感じ取れる

それを全身で感じ取って
持てる全てで受け止める

それは全心に行き渡って
持てる全てが澄み渡る

たとえば夏なら

そうやって


(2006-07-20)
2007.08.19 Sun l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
いつまでも痒い
虫刺されみたいに
あなたの中に
残っていたいわ

痒みは痛みの
小さな欠片
あなたの中で
残って痛いの

無視は出来ない
痒みに似せて
無意識でさえ
掻き毟るように

いつかは治まる
虫刺されみたいに
あなたの中に
残っていたいわ

我慢できずに
掻くといいのよ
痒みが消えても
痕を残すわ
2007.08.18 Sat l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
夜を裂いて
千切れた鳴き声
雨の中を
濡れていく姿は
見えなくても

どこへ行く
生き急ぐ

打たれてもなお
行く場所がある


時を超えて
呼び交う鳴き声
闇の中で
目指す場所は
見えなくても

どこへ行く
生き急ぐ

もがいてもなお
行く場所がある


短いと
刹那だと

人は言うだろう

一概に
切ないと
人は言うだろう


どこへ行く
生き急ぐ

急いでなどいないのか


それでも

夜を裂いて
蝉が鳴く


(2006-07-20)
2007.08.18 Sat l 月々 l コメント (2) トラックバック (0) l top
言いたいこと言ったら

逃げてしまえ

卑怯者かな

臆病者かな

言いたいこと言ったら

逃げてしまえ

嫌いじゃないよ

苦手じゃないよ

これ以上は

こじれたくないよ

言いたいこと言ったら

逃げてしまえ

時にはそれが

最善の方法
2007.08.17 Fri l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
ここからあなたに
吐息を送りましょう
ほんの少し優しげに
ほんの少し切なげに
甘い吐息を送りましょう

夜の森を抜けて
眠る泉を越えて

月の雫に濡れて
星の光を抱いて

甘い吐息は

ほんの少し冷たくて
ほんの少し匂やかで
甘い夜風になるでしょう

ここからあなたに
吐息を送りましょう

夢の中へと誘うように
あなたのもとに届けましょう
2007.08.17 Fri l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
タイムリミット近すぎて
階段駆け下りて
硝子の靴
脱げる暇もない

追いかけてくるなら
階段飛び降りて
いっそ全てを
捕まえてしまってよ

この鐘が鳴り終えれば
明日になってしまうから

あなたを待つ暇はないの

明日また会いましょう
2007.08.16 Thu l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
古ぼけた地図に示された
光の道を辿って
その場所を目指すのは
俄仕立ての冒険者

ぼろぼろの地図に遺された
文字は薄く消えて
唯一つ分かるのは
始まりの場所の地名

どこを指しているか
なにが待っているか
分かりもしないものを
目指して進むのか


地図を頼りに歩き出した
冒険者が探すものは
隠された鍵の在処
散らばる暗号の謎

知り合った長老が
忘れられた歌を歌う
歌詞に秘めた手助け
飛ぶ鳥を追うように

どこが終点なのか
なにがあるというのか
分からないままなのに
目指して進んでいく

どこを目指しているか
なにを望んでいるか
分からなくてもいいんだ
この道程こそが楽しみ
2007.08.16 Thu l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
知らないことは罪

知っているだけも罪

知って悪用することも罪

知って活用すること

己に良くあれと

他人にも良くあれと

そして

この生きていく世界に

このかけがえのない星に

良くあれと

学んでいくのが大事

小さい子が歩くように

幼い子が話すように

邪心ない学びを

乞い願う
2007.08.15 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
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