短歌風味夏夜
暑いねと
あなたが言った
夏の夜
指を一本
絡めて歩く
人並みに
呑まれて見上ぐ
紺の空
弾けて消える
恋色花火
暗闇に
浮かんで過ぎる
過去の恋
降り注いでは
私を照らす
怖いのと
あなたが訊いた
夏の夜
絡めた指に
力が籠もる
大丈夫
私の声は
音に消え
二人の視線
火花が揺れる
暑いねと
呟きながら
夏の恋
掌の熱
二人を繋ぐ
あなたが言った
夏の夜
指を一本
絡めて歩く
人並みに
呑まれて見上ぐ
紺の空
弾けて消える
恋色花火
暗闇に
浮かんで過ぎる
過去の恋
降り注いでは
私を照らす
怖いのと
あなたが訊いた
夏の夜
絡めた指に
力が籠もる
大丈夫
私の声は
音に消え
二人の視線
火花が揺れる
暑いねと
呟きながら
夏の恋
掌の熱
二人を繋ぐ
コロシモンク
誰かの言う
百万回の好きよりも
誰かの言う
百万ドルの誘いより
誰かの言う
百万年の愛よりも
君の言う
たった一つの言葉がいい
君の言う
たった少しの愛がいい
テレビの向こうの憧れが
突然ここに現れて
好きだと言ったら悩むけど
百万回の好きよりも
誰かの言う
百万ドルの誘いより
誰かの言う
百万年の愛よりも
君の言う
たった一つの言葉がいい
君の言う
たった少しの愛がいい
テレビの向こうの憧れが
突然ここに現れて
好きだと言ったら悩むけど
塔の上のお姫様
お姫様は今日も
塔の上から下界を見てる
硝子の塔は眩くて
遠い山まで
きらきら光る
硝子の塔は眩しくて
暗い夜にも
きらきら光る
お姫様は今日も
塔の上から世界を見てる
道行く人に手を振って
塔の上から
花びら降らす
働く人にも手を振って
塔の上から
微笑み降らす
お姫様は今日も
塔の上から下界を見てる
暑さ寒さに縁のない
素敵な部屋で
下界を見てる
飢えも渇きも縁のない
優雅な部屋で
下界を見てる
お姫様はある日
塔から落ちて世界に着いた
硝子の塔は眩くて
街行く人の
視界を射てる
硝子の塔は眩しくて
塔の窓など
光で見えぬ
お姫様は今日は
塔の下から世界が見えた
硝子の塔に近寄って
魔法でそれを
氷に変えた
硝子の塔に近寄って
溶けた氷で
街を潤す
お姫様は今日は
塔の見えない世界に暮らす
暑さ寒さに身を任せ
みんなと同じ
世界に暮らす
飢えや渇きも助け合い
みんなと同じ
世界で生きる
お姫様はそして
今日も楽しく世界で暮らす
塔の上から下界を見てる
硝子の塔は眩くて
遠い山まで
きらきら光る
硝子の塔は眩しくて
暗い夜にも
きらきら光る
お姫様は今日も
塔の上から世界を見てる
道行く人に手を振って
塔の上から
花びら降らす
働く人にも手を振って
塔の上から
微笑み降らす
お姫様は今日も
塔の上から下界を見てる
暑さ寒さに縁のない
素敵な部屋で
下界を見てる
飢えも渇きも縁のない
優雅な部屋で
下界を見てる
お姫様はある日
塔から落ちて世界に着いた
硝子の塔は眩くて
街行く人の
視界を射てる
硝子の塔は眩しくて
塔の窓など
光で見えぬ
お姫様は今日は
塔の下から世界が見えた
硝子の塔に近寄って
魔法でそれを
氷に変えた
硝子の塔に近寄って
溶けた氷で
街を潤す
お姫様は今日は
塔の見えない世界に暮らす
暑さ寒さに身を任せ
みんなと同じ
世界に暮らす
飢えや渇きも助け合い
みんなと同じ
世界で生きる
お姫様はそして
今日も楽しく世界で暮らす
真夏の夜の
音が届く
空気を震わせて
音が届く
身体を震わせて
骨に響く
夏の夜のパッション
胸に響く
熱のよなセッション
音が届く
空気を震わせて
歌が届く
心を震わせて
空気を震わせて
音が届く
身体を震わせて
骨に響く
夏の夜のパッション
胸に響く
熱のよなセッション
音が届く
空気を震わせて
歌が届く
心を震わせて
真夏のアツさ
君たちが追う
光の軌跡
走って
追いかけて
捕まえて
照りつける太陽も
眩い入道雲も
君たちの視線には敵わない
君たちが追う
目指した軌跡
ただ上を
ただ今を
ひたすらに
焦げていく陽射しも
乾いてく影さえも
君たちの想いには敵わない
君たちを待つ
ささやかな奇跡
あとはただ
自らの
力だけ
沸きあがる歓声も
どよもした溜め息も
君たちのアツさには敵わない
光の軌跡
走って
追いかけて
捕まえて
照りつける太陽も
眩い入道雲も
君たちの視線には敵わない
君たちが追う
目指した軌跡
ただ上を
ただ今を
ひたすらに
焦げていく陽射しも
乾いてく影さえも
君たちの想いには敵わない
君たちを待つ
ささやかな奇跡
あとはただ
自らの
力だけ
沸きあがる歓声も
どよもした溜め息も
君たちのアツさには敵わない
Love painful love
Love painful love
あなたがくれた痛みは
時に甘く
Love painful love
ここから逃げ出すことも
他の誰を愛することも
なにひとつ叶わず
ただ あなた一人だけを
見つめることだけ
紅い月の 氷のような炎を浴びて
眠りにつくのね
Love painful love
風が二人を包んで
隠していく
Love painful love
遠くに見える景色は
戻れない日の街並み
なにひとつ届かず
ただ あなたと二人きりで
抱きしめあうだけ
紅い月が 脆く崩れる舟のように
運んでいくのね
(2006.06.28)
あなたがくれた痛みは
時に甘く
Love painful love
ここから逃げ出すことも
他の誰を愛することも
なにひとつ叶わず
ただ あなた一人だけを
見つめることだけ
紅い月の 氷のような炎を浴びて
眠りにつくのね
Love painful love
風が二人を包んで
隠していく
Love painful love
遠くに見える景色は
戻れない日の街並み
なにひとつ届かず
ただ あなたと二人きりで
抱きしめあうだけ
紅い月が 脆く崩れる舟のように
運んでいくのね
(2006.06.28)
きれいずき
綺麗なものが好き
綺麗なものを選びたい
どんなものも
どんなことも
楽しいことも
嬉しいことも
哀しいことも
悔しいことも
出会いも別れも
過去も未来も
恋だって
友情だって
夢も希望も
挫折も罪悪も
美しいことも
汚いことも
憂鬱も
残酷も
なんだって
どれだって
綺麗があるから
綺麗を見たくて
綺麗事だと
絵空事だと
言われても
笑われても
綺麗に書きたい
(2006.06.23)
綺麗なものを選びたい
どんなものも
どんなことも
楽しいことも
嬉しいことも
哀しいことも
悔しいことも
出会いも別れも
過去も未来も
恋だって
友情だって
夢も希望も
挫折も罪悪も
美しいことも
汚いことも
憂鬱も
残酷も
なんだって
どれだって
綺麗があるから
綺麗を見たくて
綺麗事だと
絵空事だと
言われても
笑われても
綺麗に書きたい
(2006.06.23)
猛暑
もうだめだ
溶けていくよ
考え事も
大事なことも
化粧も
気力も
意識も
体力も
肌も
脳みそも
ぜんぶ
ぜんぶ
溶けていくよ
あとはそう
アリがたかるだけ
冷たい名残を
ありがたがるだけ
溶けていくよ
考え事も
大事なことも
化粧も
気力も
意識も
体力も
肌も
脳みそも
ぜんぶ
ぜんぶ
溶けていくよ
あとはそう
アリがたかるだけ
冷たい名残を
ありがたがるだけ
背中の向こう側で
ようこそ
お越しくださいました
お望みの品があれば
なんなりとどうぞ
朝の光を抜けて
夜の帳を越えて
夢のまどろみのように
恋の幻術のように
騙されたと思って
口に出して御覧なさい
雨の紗幕を潜り
風の静止をかわし
時の曖昧のように
背なの向こうのように
信じる振りをして
覗き見つめて御覧なさい
ようこそ
お越しくださいました
ここはいつでも黄昏の町
ここはいつでも夕闇の街
お望みの品が
ないならば
とあるお客の話をば
お土産話と致しましょう
お越しくださいました
お望みの品があれば
なんなりとどうぞ
朝の光を抜けて
夜の帳を越えて
夢のまどろみのように
恋の幻術のように
騙されたと思って
口に出して御覧なさい
雨の紗幕を潜り
風の静止をかわし
時の曖昧のように
背なの向こうのように
信じる振りをして
覗き見つめて御覧なさい
ようこそ
お越しくださいました
ここはいつでも黄昏の町
ここはいつでも夕闇の街
お望みの品が
ないならば
とあるお客の話をば
お土産話と致しましょう
月の裏庭
月の裏側で
踊る秘密の少年
眠れない夜の夢を
招きいざなうため
透き通る光の
指を舞わせながら
満ちては欠けていく
窓を見下ろした
時の向こうでは
夜明けが浮かび上がる
冷たい庭の中で
振り返らず消えていく
後ろ姿
星の降り注ぐ
裏庭で踊る少年
蒼かった星の夢を
包み育んでる
零れ行く時間の
声を廻しながら
いつのまにか満ちた
海へと沈んでく
時の向こうでは
誰も忘れられていく
静かな庭の中で
振り返らず手を振った
孤独のように
置き去られた星の
明日をあたためながら
寄せては返す波の
月の雫の色
夢の向こうには
零れ落ちる光がある
花咲く庭の中で
振り向いて手を繋いで
微笑む日を
踊る秘密の少年
眠れない夜の夢を
招きいざなうため
透き通る光の
指を舞わせながら
満ちては欠けていく
窓を見下ろした
時の向こうでは
夜明けが浮かび上がる
冷たい庭の中で
振り返らず消えていく
後ろ姿
星の降り注ぐ
裏庭で踊る少年
蒼かった星の夢を
包み育んでる
零れ行く時間の
声を廻しながら
いつのまにか満ちた
海へと沈んでく
時の向こうでは
誰も忘れられていく
静かな庭の中で
振り返らず手を振った
孤独のように
置き去られた星の
明日をあたためながら
寄せては返す波の
月の雫の色
夢の向こうには
零れ落ちる光がある
花咲く庭の中で
振り向いて手を繋いで
微笑む日を
初夏の朝
窓を抜け
夜明けの風が
くすぐって
気持ちよく
朝が始まる
今日の僕
この風は
君の元にも
吹くのかな
君はもう
夜明けの星を
見たのかな
窓を開け
そよいだ風に
声乗せた
君は今
同じ朝日を
見てるかな
君は今
いったい何を
想うかな
初夏の風
汗ばむ肌を
乾かして
朝の色
僕らの街を
染めていく
君がまだ
眠りの中に
いるのなら
僕は今
風と一緒に
囁くよ
いい天気
僕らの今日は
上々さ
夜明けの風が
くすぐって
気持ちよく
朝が始まる
今日の僕
この風は
君の元にも
吹くのかな
君はもう
夜明けの星を
見たのかな
窓を開け
そよいだ風に
声乗せた
君は今
同じ朝日を
見てるかな
君は今
いったい何を
想うかな
初夏の風
汗ばむ肌を
乾かして
朝の色
僕らの街を
染めていく
君がまだ
眠りの中に
いるのなら
僕は今
風と一緒に
囁くよ
いい天気
僕らの今日は
上々さ
きみの砂場
星屑を
月光を
空の波打ち際に
寄せる貝を
砕いて
きみの砂場にしよう
きみの涙を
水晶に変えて
きみの痛みを
紅玉に変えて
きみの苦悩を
蒼玉にして
きみの砂場に埋めよう
粉雪を
朝霧を
虹から降り注ぐ
七色の光を
集めて
きみの砂場にしよう
きみの笑顔を
薔薇の雫に
きみの歓喜を
夜明けの蜜に
きみの希望を
雨粒にして
きみの砂場を満たそう
一角獣の角を
人魚の鱗を
天使の輝ける
純白の羽を
敷き詰め
きみの砂場にしよう
微笑んだきみが
遊び疲れて
砂場の城に
眠るよう
砂礫の下で
眠るよう
きみの砂場を作ろう
月光を
空の波打ち際に
寄せる貝を
砕いて
きみの砂場にしよう
きみの涙を
水晶に変えて
きみの痛みを
紅玉に変えて
きみの苦悩を
蒼玉にして
きみの砂場に埋めよう
粉雪を
朝霧を
虹から降り注ぐ
七色の光を
集めて
きみの砂場にしよう
きみの笑顔を
薔薇の雫に
きみの歓喜を
夜明けの蜜に
きみの希望を
雨粒にして
きみの砂場を満たそう
一角獣の角を
人魚の鱗を
天使の輝ける
純白の羽を
敷き詰め
きみの砂場にしよう
微笑んだきみが
遊び疲れて
砂場の城に
眠るよう
砂礫の下で
眠るよう
きみの砂場を作ろう
氷イチゴ
あなたはまるで
練乳のかかった
氷イチゴみたいでした
優しくて
甘くて
だけどいつまでも
喉の奥に絡みつく
可愛くて
赤くて
だけどいつまでも
舌の上にまといつく
あなたはまるで
練乳のかかった
氷イチゴみたいでした
特別で
嬉しい
だけどいつまでも
喉の渇きを癒せない
冷たくて
綺麗で
だけどいつまでも
指の先まで粘ついた
わたしはきっと
何も飾らない
ただの氷が欲しかった
練乳のかかった
氷イチゴみたいでした
優しくて
甘くて
だけどいつまでも
喉の奥に絡みつく
可愛くて
赤くて
だけどいつまでも
舌の上にまといつく
あなたはまるで
練乳のかかった
氷イチゴみたいでした
特別で
嬉しい
だけどいつまでも
喉の渇きを癒せない
冷たくて
綺麗で
だけどいつまでも
指の先まで粘ついた
わたしはきっと
何も飾らない
ただの氷が欲しかった
たとえばきみが
たとえば
きみがいなくても
世界は今日も廻るだろう
たとえば
きみがいなくても
誰かが今日も笑うだろう
たとえば
きみがいなくても
綺麗な花が咲くだろう
たとえば
きみがいなくても
小鳥は空を飛ぶだろう
たとえば
きみがいなくても
どこかで愛が生まれてく
たとえば
きみがいなくても
どこかで夢が叶ってく
たとえば
きみがいなければ
それでも世界は廻っても
たとえば
きみがいなければ
隣の誰かが泣くだろう
たとえば
きみがいなければ
綴った話も終わるだろう
たとえば
きみがいなければ
育てた草木も枯れるだろう
たとえば
きみがいなければ
届かぬ愛があるだろう
たとえば
きみがいなければ
途絶えた夢もあるだろう
たとえば
きみが
きみがいなくても
世界は今日も廻るだろう
たとえば
きみがいなくても
誰かが今日も笑うだろう
たとえば
きみがいなくても
綺麗な花が咲くだろう
たとえば
きみがいなくても
小鳥は空を飛ぶだろう
たとえば
きみがいなくても
どこかで愛が生まれてく
たとえば
きみがいなくても
どこかで夢が叶ってく
たとえば
きみがいなければ
それでも世界は廻っても
たとえば
きみがいなければ
隣の誰かが泣くだろう
たとえば
きみがいなければ
綴った話も終わるだろう
たとえば
きみがいなければ
育てた草木も枯れるだろう
たとえば
きみがいなければ
届かぬ愛があるだろう
たとえば
きみがいなければ
途絶えた夢もあるだろう
たとえば
きみが
月に流れる
流れ落ちるもの
確かに不要であるもの
しとどに濡らすもの
確かに不用であるもの
疲労を齎して
眠りを誘うもの
力を削ぎ取って
眠りをも奪うもの
流れ落ちるもの
そこに命の根源を見る
しとどに濡らすもの
そこに命の奔流を見る
確かに不要であるもの
しとどに濡らすもの
確かに不用であるもの
疲労を齎して
眠りを誘うもの
力を削ぎ取って
眠りをも奪うもの
流れ落ちるもの
そこに命の根源を見る
しとどに濡らすもの
そこに命の奔流を見る
未来を目指し
苦労もある
苦難もある
手に手を取って
たまには背中を押して
互いに乗り越えた
歓喜がある
感動がある
目と目を合わせ
ときには抱きしめあって
互いに喜び合った
反発がある
反対もする
言葉を闘わせ
ときおり投げたくなっても
互いを信じあっていた
不満もある
不安もある
歩幅を合わせ損ね
ときどき孤独を知っても
互いを選びつづけた
仲間がいる
未来がある
夢と夢を語り
たびたび力を合わせ
互いに今を歩もう
苦難もある
手に手を取って
たまには背中を押して
互いに乗り越えた
歓喜がある
感動がある
目と目を合わせ
ときには抱きしめあって
互いに喜び合った
反発がある
反対もする
言葉を闘わせ
ときおり投げたくなっても
互いを信じあっていた
不満もある
不安もある
歩幅を合わせ損ね
ときどき孤独を知っても
互いを選びつづけた
仲間がいる
未来がある
夢と夢を語り
たびたび力を合わせ
互いに今を歩もう
オンナが二人
この街のどこかに
もう一人のアタシがいる
素知らぬ顔をして
彼女は横をすり抜ける
この街のどこかで
もう一人のアタシが暮らす
なんでもない顔をして
アタシと違う生き方をしてる
あの子どもを抱いたオンナが
アタシかもしれない
あのパンを焼いてるオンナが
アタシかもしれない
それとも
あそこで偉そうな身分の
オンナがアタシかも
この街のどこかで
もう一人のアタシが生きる
気付かぬ顔をして
アタシはこの街で生きる
もう一人のアタシがいる
素知らぬ顔をして
彼女は横をすり抜ける
この街のどこかで
もう一人のアタシが暮らす
なんでもない顔をして
アタシと違う生き方をしてる
あの子どもを抱いたオンナが
アタシかもしれない
あのパンを焼いてるオンナが
アタシかもしれない
それとも
あそこで偉そうな身分の
オンナがアタシかも
この街のどこかで
もう一人のアタシが生きる
気付かぬ顔をして
アタシはこの街で生きる
守りたいもの
大事なものは
多すぎれば身動きが取れず
少なければ心許ない
ちょうどいい重さで
私の隣にいて
私が知るよりも
本当はもっと
もっともっともっと
大事なものが増えているから
時折そうやって
確かめる
大事なものは
重すぎたら重荷に思う
軽すぎたなら離れてしまう
ちょうどいい距離で
私のそばにいて
私が思うより
本当はきっと
きっともっとずっと
大事なものはたくさんあるから
時折そうやって
確かめる
大事なものに
縛られすぎないように
大事な者に
甘えすぎないように
大事なものを
守れるように
(2006.06.22)
多すぎれば身動きが取れず
少なければ心許ない
ちょうどいい重さで
私の隣にいて
私が知るよりも
本当はもっと
もっともっともっと
大事なものが増えているから
時折そうやって
確かめる
大事なものは
重すぎたら重荷に思う
軽すぎたなら離れてしまう
ちょうどいい距離で
私のそばにいて
私が思うより
本当はきっと
きっともっとずっと
大事なものはたくさんあるから
時折そうやって
確かめる
大事なものに
縛られすぎないように
大事な者に
甘えすぎないように
大事なものを
守れるように
(2006.06.22)
梅雨明け
君が泣いたら
僕も泣く
君が泣いたら
みんな泣く
まるで
街を覆う雨雲みたいに
僕ら
泣き出してしまうだろう
だから
泣いてもいいよ
君が泣くなら
僕らも潤う
泣いてもいいよ
君が泣くなら
僕らも満ちてく
君が笑えば
僕は笑む
君が笑えば
みんな笑む
まるで
光の差し込む夜明けみたいに
僕ら
笑い出してしまうだろう
だから
笑ってご覧
君が笑えば
僕らも朗らか
笑ってご覧
君が笑えば
僕らも晴れてく
そして
まるで
梅雨が明けるみたいに
僕ら
夏の陽気に踊りだそう
僕も泣く
君が泣いたら
みんな泣く
まるで
街を覆う雨雲みたいに
僕ら
泣き出してしまうだろう
だから
泣いてもいいよ
君が泣くなら
僕らも潤う
泣いてもいいよ
君が泣くなら
僕らも満ちてく
君が笑えば
僕は笑む
君が笑えば
みんな笑む
まるで
光の差し込む夜明けみたいに
僕ら
笑い出してしまうだろう
だから
笑ってご覧
君が笑えば
僕らも朗らか
笑ってご覧
君が笑えば
僕らも晴れてく
そして
まるで
梅雨が明けるみたいに
僕ら
夏の陽気に踊りだそう
可愛らしさ
可愛くなりたい
あなたのために
そして
あたしのために
適度に甘えて
適度にわがまま
笑顔を咲かせ
時には泣いて
だけど
自分の足で立つ
それが可愛いのか
可愛くないのか
あたしには分からない
可愛いなんて
便利な言葉で
どんなものにも
使えるんだって
思ったりするけど
可愛いってなに
分からないけど
だけど
可愛くありたい
意地張ってばかり
我を張ってばかり
大人のフリして
時には耐えて
けして
他人を頼らない
それが可愛くないと
言われることでも
あたしには分からない
可愛いなんて
自由な言葉で
誰も定義を
知らないんだって
思ったりするけど
分からないけど
可愛くなりたい
あなたのために
それより
あたしのために
(2006.06.20)
あなたのために
そして
あたしのために
適度に甘えて
適度にわがまま
笑顔を咲かせ
時には泣いて
だけど
自分の足で立つ
それが可愛いのか
可愛くないのか
あたしには分からない
可愛いなんて
便利な言葉で
どんなものにも
使えるんだって
思ったりするけど
可愛いってなに
分からないけど
だけど
可愛くありたい
意地張ってばかり
我を張ってばかり
大人のフリして
時には耐えて
けして
他人を頼らない
それが可愛くないと
言われることでも
あたしには分からない
可愛いなんて
自由な言葉で
誰も定義を
知らないんだって
思ったりするけど
分からないけど
可愛くなりたい
あなたのために
それより
あたしのために
(2006.06.20)
南国フルーツ
南国の果実
太陽を抱いて
南風を包んで
ねっとりと甘い
南国の果実
驟雨を飲み込み
熱風を食らって
溢れ出した蜜
南国の果実
喉を潤す
太陽を抱いて
南風を包んで
ねっとりと甘い
南国の果実
驟雨を飲み込み
熱風を食らって
溢れ出した蜜
南国の果実
喉を潤す
眠るラムネ
溢れそうな想いを
蒼い瓶に詰めて
蓋をした
零れそうな言葉が
泡のように弾け
蓋をした
ラムネ瓶の中
行き場のない気持ちが
圧力で押し返し
蓋をした
くすぐったい希望を
ぽったりと瓶に変え
蓋をした
ラムネ瓶に似て
セピア色の風景の中
今は静かに
佇んでいる
いつかそのうち
力強い未来が
来る日まで
驚くほどの自分が
外をも満たす
その日まで
ラムネ瓶に眠る
蒼い瓶に詰めて
蓋をした
零れそうな言葉が
泡のように弾け
蓋をした
ラムネ瓶の中
行き場のない気持ちが
圧力で押し返し
蓋をした
くすぐったい希望を
ぽったりと瓶に変え
蓋をした
ラムネ瓶に似て
セピア色の風景の中
今は静かに
佇んでいる
いつかそのうち
力強い未来が
来る日まで
驚くほどの自分が
外をも満たす
その日まで
ラムネ瓶に眠る
飛翔疾駆
走れ
跳べ
行け
力の限り
目指せ
越えろ
飛べ
登れ
ただひたすらに
目指せ
何が待つのか
何処に行くのか
他の誰が嘲っても
他の誰が哄っても
動け
進め
翔けろ
望む場所を
目指せ
跳べ
行け
力の限り
目指せ
越えろ
飛べ
登れ
ただひたすらに
目指せ
何が待つのか
何処に行くのか
他の誰が嘲っても
他の誰が哄っても
動け
進め
翔けろ
望む場所を
目指せ
結論
分からないけど分かった
そうとしか言えなかった
複雑に絡み合った
切れやすい糸のように
危ない橋を渡るより
そっとしておけばいい
真実を見極めるよりも
そこにあるのだと知るだけで
上手く言えないけど分かった
もう言葉は尽くさなかった
螺旋階段下りるみたいに
眩暈を起こして止まるより
一直線に飛び降りて
届けることが出来ればいい
価値や基準に悩むよりも
そうであることを言うだけで
分からないけど分かった
そうとしか言わなかった
そうとしか言えなかった
複雑に絡み合った
切れやすい糸のように
危ない橋を渡るより
そっとしておけばいい
真実を見極めるよりも
そこにあるのだと知るだけで
上手く言えないけど分かった
もう言葉は尽くさなかった
螺旋階段下りるみたいに
眩暈を起こして止まるより
一直線に飛び降りて
届けることが出来ればいい
価値や基準に悩むよりも
そうであることを言うだけで
分からないけど分かった
そうとしか言わなかった
自身喪失
この手は残酷だろう
血塗られたものを抱き
抱いたものを引き裂く
この足は残酷だろう
弱ったものを踏みつけ
踏みつけたものを躙る
この口は残酷だろう
牙より強い言葉で噛み付き
噛み付いたものを打ち砕く
この眼は残酷だろう
怯えるものを睨みつけ
睨んだ挙句に凍て尽くす
この身は残酷だろう
己こそが可愛くて
エゴのために息をする
この心は残酷だろう
真偽の一つも分からずに
己までもを傷つける
この己は残酷だろう
血塗られているのは
己自身
血塗られたものを抱き
抱いたものを引き裂く
この足は残酷だろう
弱ったものを踏みつけ
踏みつけたものを躙る
この口は残酷だろう
牙より強い言葉で噛み付き
噛み付いたものを打ち砕く
この眼は残酷だろう
怯えるものを睨みつけ
睨んだ挙句に凍て尽くす
この身は残酷だろう
己こそが可愛くて
エゴのために息をする
この心は残酷だろう
真偽の一つも分からずに
己までもを傷つける
この己は残酷だろう
血塗られているのは
己自身
お疲れさん
ああ疲れた
と
メイクを落とせば
一枚二枚と軽くなる
と
メイクを落とせば
一枚二枚と軽くなる
多忙につき
あわただしい一日
東奔西走して
右往左往して
二進も三進も行かなくて
それでも
あわただしい一日
あれもして
これもして
それもあって
これもあって
めまぐるしい一日
狂騒乱舞して
多事多端で
疲労困憊の
それでも
めまぐるしい一日
あれもまだ
これもまだ
それはやった
これもやった
細胞フル稼働
脳味噌フル回転
それでもまだまだ
間に合わない
体力消耗中
気力も磨耗中
それでもまだまだ
片付かない
あわただしい一日
めまぐるしい一日
生きてる感じが
なくもない
東奔西走して
右往左往して
二進も三進も行かなくて
それでも
あわただしい一日
あれもして
これもして
それもあって
これもあって
めまぐるしい一日
狂騒乱舞して
多事多端で
疲労困憊の
それでも
めまぐるしい一日
あれもまだ
これもまだ
それはやった
これもやった
細胞フル稼働
脳味噌フル回転
それでもまだまだ
間に合わない
体力消耗中
気力も磨耗中
それでもまだまだ
片付かない
あわただしい一日
めまぐるしい一日
生きてる感じが
なくもない
神様がいるのなら
もしもこの世に
神様がいるのなら
何をしてくれるだろう
たとえばこんな状況で
たとえばこんな現状で
何もしてくれないのが
神様なんだろうか
神様なんていなくても
人は生きていくしかない
手に手を取って助け合い
時には武器持ち殺し合い
それでもやっぱり神様は
救いの手など伸べぬだろう
神様なんかがいたとして
人はやっぱり生きてくしかない
神様がいるのなら
何をしてくれるだろう
たとえばこんな状況で
たとえばこんな現状で
何もしてくれないのが
神様なんだろうか
神様なんていなくても
人は生きていくしかない
手に手を取って助け合い
時には武器持ち殺し合い
それでもやっぱり神様は
救いの手など伸べぬだろう
神様なんかがいたとして
人はやっぱり生きてくしかない
頑張ってしまうあなたに
何でもできる必要は無いよ
誰の人生だって
一人の肩に一つずつ
何もかも背負うことは無いよ
どんな力持ちも
詰め込みすぎた荷物は持てない
あなたが頑張りやさんなの知ってる
真面目すぎることも
考えすぎちゃうことも
バランス良くできれば良いけど
大丈夫だから周りを見て
あなたがいるのは綱の上じゃないから
落ちたりしないんだから
何でもこなす必要は無いの
誰の一日だって
どう粘っても二十四時間
何もかもできるわけなんて無いよ
どんなに急いだって
詰め込みすぎても消化できない
あなたが頑張りやさんなの知ってる
一生懸命なのも
強くあろうとしてるのも
自分一人でできれば良いけど
大丈夫だから周りを見て
あなたがいるのは無人島じゃない
どこにでも助けがあるから
あなたの人生だから
あたしは肩代わりできない
あなたの生き方だから
あたしは口出しはしない
でも
大丈夫だからあたしを見て
肩代わりできなくても
肩を貸してあげる
口出しはしなくても
耳を貸してあげる
何でも出来る人なんてないよ
たいした力は無いけど
それでも
あたしたち一人じゃないよ
(2006.06.19)
誰の人生だって
一人の肩に一つずつ
何もかも背負うことは無いよ
どんな力持ちも
詰め込みすぎた荷物は持てない
あなたが頑張りやさんなの知ってる
真面目すぎることも
考えすぎちゃうことも
バランス良くできれば良いけど
大丈夫だから周りを見て
あなたがいるのは綱の上じゃないから
落ちたりしないんだから
何でもこなす必要は無いの
誰の一日だって
どう粘っても二十四時間
何もかもできるわけなんて無いよ
どんなに急いだって
詰め込みすぎても消化できない
あなたが頑張りやさんなの知ってる
一生懸命なのも
強くあろうとしてるのも
自分一人でできれば良いけど
大丈夫だから周りを見て
あなたがいるのは無人島じゃない
どこにでも助けがあるから
あなたの人生だから
あたしは肩代わりできない
あなたの生き方だから
あたしは口出しはしない
でも
大丈夫だからあたしを見て
肩代わりできなくても
肩を貸してあげる
口出しはしなくても
耳を貸してあげる
何でも出来る人なんてないよ
たいした力は無いけど
それでも
あたしたち一人じゃないよ
(2006.06.19)
レンズ雲
空に浮かんだ
大きなレンズ
覗いてみたら
宇宙の果てまで
見えるかしら
遠い世界まで
見えるかしら
いつの日か
飛び立っていった
あの宇宙船や
遠い日に
解き放ってしまった
あの壜入りの手紙
その行き着く先まで
見えるかしら
空に浮かんだ
大きなレンズ
そこに何が
見えるかしら
大きなレンズ
覗いてみたら
宇宙の果てまで
見えるかしら
遠い世界まで
見えるかしら
いつの日か
飛び立っていった
あの宇宙船や
遠い日に
解き放ってしまった
あの壜入りの手紙
その行き着く先まで
見えるかしら
空に浮かんだ
大きなレンズ
そこに何が
見えるかしら
狂える午後のお茶会
欠けてしまったティーカップ
砕けてしまったビスケット
途切れてしまった言葉
お茶が染み込んでいくクロス
生クリームに窒息する時計
足を一本なくしたテーブル
鍵穴のない鍵のかかった扉
行き場をなくした薫り高い湯気
正面を失うあなたの横顔
悲観の悲鳴で刺さる縫い針
立ちどころをなくした裁ち鋏
滴る血潮で開いた茶葉
帽子の中には宇宙の闇が
ポットの中には私の顔が
エプロンドレスのポケットに螺子
離脱する太陽
逃避する月
ランプの中に夜が来る
終了を告げる声は途切れ
時間を告げる時計は埋もれ
終わりがないから終われぬお茶会
(2006.06.13)
砕けてしまったビスケット
途切れてしまった言葉
お茶が染み込んでいくクロス
生クリームに窒息する時計
足を一本なくしたテーブル
鍵穴のない鍵のかかった扉
行き場をなくした薫り高い湯気
正面を失うあなたの横顔
悲観の悲鳴で刺さる縫い針
立ちどころをなくした裁ち鋏
滴る血潮で開いた茶葉
帽子の中には宇宙の闇が
ポットの中には私の顔が
エプロンドレスのポケットに螺子
離脱する太陽
逃避する月
ランプの中に夜が来る
終了を告げる声は途切れ
時間を告げる時計は埋もれ
終わりがないから終われぬお茶会
(2006.06.13)
存在感の曖昧な夜に
君が好きだなんて
口が裂けても言えない
君は笑い飛ばすだろう
全力で笑い飛ばすだろう
僕は臆病者だから
口が裂けても言わない
君に否定されるくらいなら
傷付かないまま恋したい
今夜は風が強いから
君に好きだと言いたい
困ったような顔したら
風の音さととぼけんだ
口が裂けても言えない
君は笑い飛ばすだろう
全力で笑い飛ばすだろう
僕は臆病者だから
口が裂けても言わない
君に否定されるくらいなら
傷付かないまま恋したい
今夜は風が強いから
君に好きだと言いたい
困ったような顔したら
風の音さととぼけんだ
それが未知なる道でも
ぼくは歩いてる
道が続く限り
どこまでも
歩けるだろう
遠い空の下
虹のふもとの街
いつか
たどり着くだろう
そうどんなとこだって
ぼくは歩いていくんだ
誰も止められないんだ
例え困難な道でも
いつか乗り越えるよ
ここからは
どこへだって
歩いていける
ここからは
どこにだって
道があるんだ
行くんだ
足は止まらない
そこに道がある限り
どこまでも
進んでいくんだ
青い海の島
空に浮かぶ城も
どこだって
歩いていく
そうどんなとこだって
ぼくは進んでいくんだ
そこが目指してる場所ならば
どんな大変な道でも
いつか乗り越えるよ
ここからは
どこへだって
歩いていける
ここからは
どこにだって
道があるんだ
行くんだ
(2006.06.12)
道が続く限り
どこまでも
歩けるだろう
遠い空の下
虹のふもとの街
いつか
たどり着くだろう
そうどんなとこだって
ぼくは歩いていくんだ
誰も止められないんだ
例え困難な道でも
いつか乗り越えるよ
ここからは
どこへだって
歩いていける
ここからは
どこにだって
道があるんだ
行くんだ
足は止まらない
そこに道がある限り
どこまでも
進んでいくんだ
青い海の島
空に浮かぶ城も
どこだって
歩いていく
そうどんなとこだって
ぼくは進んでいくんだ
そこが目指してる場所ならば
どんな大変な道でも
いつか乗り越えるよ
ここからは
どこへだって
歩いていける
ここからは
どこにだって
道があるんだ
行くんだ
(2006.06.12)
外は嵐
雨音が鼓動のように
強くなり
弱くなり
強くなり
弱くなり
私を眠りに誘う
雨雲は駆け抜けていく
厚くなり
薄くなり
厚くなり
薄くなり
遠くに太陽を隠す
雷が無尽に空を走る
光っては
音を立て
光っては
音を立て
耳元で存在を示す
渦巻いて
渦巻いて
嵐が近付いてくる
唸りたて
唸り上げ
嵐が世界を覆う
暴風が気紛れのように
吹き付けて
静まって
吹き付けて
静まって
何かを攫ってしまう
強くなり
弱くなり
強くなり
弱くなり
私を眠りに誘う
雨雲は駆け抜けていく
厚くなり
薄くなり
厚くなり
薄くなり
遠くに太陽を隠す
雷が無尽に空を走る
光っては
音を立て
光っては
音を立て
耳元で存在を示す
渦巻いて
渦巻いて
嵐が近付いてくる
唸りたて
唸り上げ
嵐が世界を覆う
暴風が気紛れのように
吹き付けて
静まって
吹き付けて
静まって
何かを攫ってしまう
幸せのパズル
飴細工のパズル
数え切れないピース
積み上げられている
一つ一つが
小さな幸せのかけら
口に入れれば
優しく溶けて包む
食べたピースは
二度と戻らないけど
大きな幸せ
描きあげるか
小さな幸せ
味わっていくか
飴細工のパズル
数え切れないピース
並べて揃えていく
一つ一つが
ささやかな幸せのかたち
指に触れれば
優しく音が響く
食べてごらんと
軽やかに歌いながら
大きな幸せ
創りあげていくか
小さな幸せ
使っていくか
数え切れないピース
積み上げられている
一つ一つが
小さな幸せのかけら
口に入れれば
優しく溶けて包む
食べたピースは
二度と戻らないけど
大きな幸せ
描きあげるか
小さな幸せ
味わっていくか
飴細工のパズル
数え切れないピース
並べて揃えていく
一つ一つが
ささやかな幸せのかたち
指に触れれば
優しく音が響く
食べてごらんと
軽やかに歌いながら
大きな幸せ
創りあげていくか
小さな幸せ
使っていくか
旧友と
久しぶりに会った友に
昨日のことは聞かない
別れた日のままに
語り合おう
久しぶりに過ごす時に
哀しいことは聞かない
笑い合いながら
語り合おう
美味しいお酒でも
飲みながら
久しぶりに会った友と
色んなことを交わそう
隔てていた時間ごと
語り明かそう
昨日のことは聞かない
別れた日のままに
語り合おう
久しぶりに過ごす時に
哀しいことは聞かない
笑い合いながら
語り合おう
美味しいお酒でも
飲みながら
久しぶりに会った友と
色んなことを交わそう
隔てていた時間ごと
語り明かそう
星空のメリーゴーラウンド
流星が降り注ぐ
銀河の中を
僕を乗せた船が
永遠に廻る
いつのまに
はぐれてしまった
きみはもう
地上に帰り着いただろうか
抗えぬ引力に
捕まった船が
蒼い星遠くに見て
いつまでも廻る
サイダァの
泡みたいに弾ける
星屑が
きみの目にも見えるだろうか
誰もいなくなった
孤独のメリーゴーラウンド
幾ら廻ってみても
きみを見つけられない
雨のよに降り注ぐ
流星の中を
僕を乗せた馬が
永遠に巡る
いつの日か
一緒に駆けてゆく
夢を見て
きみの星を見下ろした
銀河の中を
僕を乗せた船が
永遠に廻る
いつのまに
はぐれてしまった
きみはもう
地上に帰り着いただろうか
抗えぬ引力に
捕まった船が
蒼い星遠くに見て
いつまでも廻る
サイダァの
泡みたいに弾ける
星屑が
きみの目にも見えるだろうか
誰もいなくなった
孤独のメリーゴーラウンド
幾ら廻ってみても
きみを見つけられない
雨のよに降り注ぐ
流星の中を
僕を乗せた馬が
永遠に巡る
いつの日か
一緒に駆けてゆく
夢を見て
きみの星を見下ろした
つかの間の
降り続く雨で
溢れ出しそうな
獰猛な川の上
誰にも見られぬよう
秘密の橋の上から
私を投げた
つかの間のさよなら
いつか雲になって
雨になって
虹を生む日まで
溢れ出しそうな
獰猛な川の上
誰にも見られぬよう
秘密の橋の上から
私を投げた
つかの間のさよなら
いつか雲になって
雨になって
虹を生む日まで
創り手の醍醐味
刺繍なら
一針一針
ビーズなら
一粒一粒
絵画なら
一塗り一塗り
旅路なら
一歩一歩
言葉なら
一語一語
確かめながら
慎重に
味わいながら
大切に
創りあげていく
自分の手で
自分の足で
自分の声で
創りあげていく
一針一針
ビーズなら
一粒一粒
絵画なら
一塗り一塗り
旅路なら
一歩一歩
言葉なら
一語一語
確かめながら
慎重に
味わいながら
大切に
創りあげていく
自分の手で
自分の足で
自分の声で
創りあげていく
同じ歩幅で
行こうよと
君が声をかけてくれるのを
待ってる
一緒にさと
君が手を繋いでくれるのを
待ってる
どこまでもと
君が連れて行ってくれるのを
待ってる
いつまでもさと
君が夢を見せてくれるのを
待ってる
でも
やめた
一緒に行こうと
自分から
声をかけて
二人で目指そう
この道の先を
君が声をかけてくれるのを
待ってる
一緒にさと
君が手を繋いでくれるのを
待ってる
どこまでもと
君が連れて行ってくれるのを
待ってる
いつまでもさと
君が夢を見せてくれるのを
待ってる
でも
やめた
一緒に行こうと
自分から
声をかけて
二人で目指そう
この道の先を
笑顔で
言葉を知らぬ
稚い子どもが
笑う
言葉を忘れた
かつての子どもが
笑う
泣いたり
怒ったりも
するけれど
まだ穢れを知らぬ
小さな子どもが
笑う
もう穢れを捨てた
老いた子どもが
笑う
抱きしめて
少し羨んで
私も笑う
生まれてから
死んでいくまで
笑顔の多い
人でありたい
稚い子どもが
笑う
言葉を忘れた
かつての子どもが
笑う
泣いたり
怒ったりも
するけれど
まだ穢れを知らぬ
小さな子どもが
笑う
もう穢れを捨てた
老いた子どもが
笑う
抱きしめて
少し羨んで
私も笑う
生まれてから
死んでいくまで
笑顔の多い
人でありたい
矜持
人の言葉なんか盗らない
他人のフレーズなんか要らない
言葉は無限じゃないから
言葉は未曾有じゃないから
どこかにある
どこにでもある
それでも
人の言葉なんて用いない
他人のフレーズなんか使わない
あたしの言葉は
あたしが生み出す
それが矜持
他人のフレーズなんか要らない
言葉は無限じゃないから
言葉は未曾有じゃないから
どこかにある
どこにでもある
それでも
人の言葉なんて用いない
他人のフレーズなんか使わない
あたしの言葉は
あたしが生み出す
それが矜持
ビネツ
指先に残った
僅かな熱
あなたの背中を
思い出す
仄かに痺れる
淫らな微熱
あなたの強さを
思い出す
毒のように
身体に廻って
私を侵していく
指先に残った
僅かな熱
夏の温度に
混じって消えた
僅かな熱
あなたの背中を
思い出す
仄かに痺れる
淫らな微熱
あなたの強さを
思い出す
毒のように
身体に廻って
私を侵していく
指先に残った
僅かな熱
夏の温度に
混じって消えた
蕾
まだ開かない
まだ匂わない
たくさんの可能性を秘めた
眠れる少女
柔らかな風が
頬を撫でていく
未熟な桃の果実にも似た
薄紅の頬を
悪戯な雨が
睫毛に降り注ぐ
擽って揺らしてもまだ
閉ざされた瞳
麗しい王子が
耳元で呼びかける
甘く切ない囁きにも
気付かない心
まだ開かない
まだ匂わない
たくさんの可能性を秘めた
眠れる少女
まだ瞼は開かない
まだ匂わない
たくさんの可能性を秘めた
眠れる少女
柔らかな風が
頬を撫でていく
未熟な桃の果実にも似た
薄紅の頬を
悪戯な雨が
睫毛に降り注ぐ
擽って揺らしてもまだ
閉ざされた瞳
麗しい王子が
耳元で呼びかける
甘く切ない囁きにも
気付かない心
まだ開かない
まだ匂わない
たくさんの可能性を秘めた
眠れる少女
まだ瞼は開かない
純情片恋
あなたの隣
素知らぬ顔で
通り過ぎるだけで
こんなにドキドキする
あなたの姿
何食わぬ顔で
ただ見つめるだけで
こんなにもドキドキする
どんなに遠くにいても
どんなに人がいても
あなたのこと
見つけられるのに
どんなに違っていても
どんな人であっても
あなたじゃないかと
期待してしまう
友達の振りで
あなたと言葉交わした
何気ない会話も
ふとした拍子に
あなたと触れ合った
ほんの指先さえも
どんな些細なことですら
大事な宝ものになる
どんな微細なことですら
見落としたくないものになる
これが恋というのなら
なんて毎日が大変で
なんて毎日が楽しいんだろう
(2006.06.06)
素知らぬ顔で
通り過ぎるだけで
こんなにドキドキする
あなたの姿
何食わぬ顔で
ただ見つめるだけで
こんなにもドキドキする
どんなに遠くにいても
どんなに人がいても
あなたのこと
見つけられるのに
どんなに違っていても
どんな人であっても
あなたじゃないかと
期待してしまう
友達の振りで
あなたと言葉交わした
何気ない会話も
ふとした拍子に
あなたと触れ合った
ほんの指先さえも
どんな些細なことですら
大事な宝ものになる
どんな微細なことですら
見落としたくないものになる
これが恋というのなら
なんて毎日が大変で
なんて毎日が楽しいんだろう
(2006.06.06)
星の二人
星に願いの
祈りを込めて
馬手に抱いた
いたいけな気持ち
勿論と笑い
来世で逢う夢を
目を覚ます前が
笑顔の終わり
割り切れぬままに
間に合わぬ時刻
酷薄の夜明け
空けてしまう時の
昨日までの距離は
離叛はなお出来ぬ
後朝(きぬぎぬ)の別れ
彼の手を抜けてゆく
行く末を思う
もう一度会えることは
永久の願いと誓い
腕(かいな)を離して別るる
縷々に泣き濡れても
手も取れない二人
足りぬ温もりを傍に欲し
祈りを込めて
馬手に抱いた
いたいけな気持ち
勿論と笑い
来世で逢う夢を
目を覚ます前が
笑顔の終わり
割り切れぬままに
間に合わぬ時刻
酷薄の夜明け
空けてしまう時の
昨日までの距離は
離叛はなお出来ぬ
後朝(きぬぎぬ)の別れ
彼の手を抜けてゆく
行く末を思う
もう一度会えることは
永久の願いと誓い
腕(かいな)を離して別るる
縷々に泣き濡れても
手も取れない二人
足りぬ温もりを傍に欲し



