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闇に匂う
甘く粘つく滴り
硬い音を立てて
冷たき床を濡らす

闇にこごる
昏く怪しき囁き
晦い冥さを受けて
凍れる漆黒に光る

闇に堕ちる
纏い搦める微笑み
弄る獲物を舐めて
伝う深紅を嗤う

闇に満ちる
禍々しき凶宴
噎せ返る悲鳴は
闇の喉に消える
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2007.05.07 Mon l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
目を閉じても分かる
若々しい緑色
瞼に落ちてくる木漏れ日浴びて
初夏の風に揺蕩う

溢れるばかりの薫り
名も知らぬ花が揺れる
眠りの中に零れ落ちて
淡い夢に微睡む

五月の風に吹かれ
揺れて漂う午睡
あたためられた頬に
光の粒が踊る

誰も起こさないで
萌える季節の中
満ちる息吹を感じながら
世界に身を委ねる

2007.05.07 Mon l 花膳 l コメント (2) トラックバック (1) l top