FC2ブログ
旅をしている
どこまでも
どこかへ
いつまでも
いつかへ

辿り着く先を
誰も知らない
待ち受けるものを
誰も知らない

あてのない
風まかせ
足まかせ
気紛れ
気ままな
旅をしている

手にしたトランクには
日記代わりの手帳と
古い古い切符を
それから
旅先で出会う
いろんなものを

遠く世界の向こうには
自分の
誰かの
背中が見える

その向こう側には
なにが見える
なにが待つ

それを探しに

寄り道したり
回り道したり
ときに
背中に背を向けて

旅をしている
どこまでも
どこかへ
いつまでも
いつかへ

そして
いつか背中の向こう側へ
スポンサーサイト



2006.11.27 Mon l 一枚の茶葉 l コメント (2) トラックバック (0) l top
二人の距離は遠くて
互いの存在さえ知らない
まるで違う国の
住人みたい
けれどある日
瞬きの速度で
映し出された写真
相手の顔を見つけ
一人が足を止める
光よりも速く
心は飛び立って
林檎よりも速く
相手に引き寄せられる

二人の距離は遠くて
互いの場所さえ知らない
まるで違う世界の
住人のように
けれどある日
流星の眩さで
流れ出したラジオ
相手の声を聴いて
一人が耳を寄せる
電波よりも強く
心は探し回り
稲妻よりも強く
相手が浮かび上がる

二人の距離は遠くて
互いの影さえ見えない
けれどいま少しだけ
二人の距離は近づいた
2006.11.27 Mon l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top