FC2ブログ
花のある君は素敵で

気高くて澄ましていて

世界に唯一つきり

規格品の僕とは違う

まるでそもそも器が違う

僕は年中顔を赤くして

中身もずっと同じまま

凛と輝く青磁の君は

いつもいろいろの花を抱えて

美しい肌に映えるかのよう

陰の僕など及ばぬほどに

人目に付くほど誇って笑う


だけどある夜

小火が起きたら

僕はたちまち活躍するよ

花を揺らして動揺してた

君の上にも消化剤ひと吹き

ずっと遠かったいとしの君に

ほんの僅かだけ想いを告げて

僕はそのままリサイクルの輪


中身はずっと同じままだし

使うときなら一回切りだし

役目を終えたら別の場所だけど

たとえば中身が変わっても

この外側は同じまま

君を想った僕の心も

変わらないままと

赤色に誓うよ


知らない家の片隅で

僕はぼんやり外を見ながら

君の事を思い出す

いつでも花を絶やさなかった

美しい君を思い出す
スポンサーサイト



2006.11.14 Tue l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
花 散 臥 白 埋

鳥 啼 座 黙 睡

風 吹 煙 靡 静

月 照 光 陰 沈

唯 我 而 中 在
2006.11.14 Tue l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top