FC2ブログ
あたしたちの旅は
あてもなく
はてもなく
どこまでも
いつまでも
続いてく

風が吹くから流されて
雨が降るから留まって
月が昇れば月の道
星が降るなら尾に乗って


あたしたちの旅は
あてどなく
とめどなく
どこまでも
いつまでも
続いてく

船があるから海へ行き
駅があるから汽車に乗り
雲が浮かべば雲の舟
何もなければこの足で


あたしたちは旅を
あるがまま
なすがまま
どこまでも
いつまでも
続けてく
スポンサーサイト



2006.11.08 Wed l 花膳 l コメント (4) トラックバック (0) l top
澄んだ空気の中で
寒いねと
きみが呟いた声が聞こえる
落ち葉を踏む音にまぎれて
指に息を吹きかけている

見上げた空から
舞い落ちてくる
色とりどりの木の葉と
光の粒
受け止めるように広げた腕で
冬の気配を抱きしめて
きみは少し微笑んだ


冷たい指先からめ
寒いねと
きみは笑って握り締める
降り注ぐ陽射しにまぎれて
二人の指が熱を分け合う

見上げた空から
舞い降りてくる
雲の変じた羽と
光の粒
受け止めるように閉じた瞼で
冬の気配を感じ取り
きみは少し微笑んだ


肩が触れるほど近づいて
寒いねと
僕たちは笑って囁きあう
木枯らしのいたずらにまぎれて
頬にそっと唇で触れる

見上げた空へと
舞い上がっていく
交し合った視線と
言葉の粒
解き放すように開いた唇で
恋の気配を羽ばたかせ
きみと少し微笑んだ
2006.11.08 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top