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雨が秋を連れ去って
風に冷たさを混ぜた
新月が昇って
静かに夜を呼ぶ

凍えそうな部屋で
身を震わせて
息を潜めながら
呟こう

誰でもない
誰かの名前を


露が冬をいざなって
霜の気配を込めた
新月は黙って
季節をただ廻る

凍えそうな心で
身を震わせて
息を殺しながら
涙しよう

誰でもない
誰かを想って


冷たい風の中に
誰でもない
誰かの声を聴いて


凍えそうな私は
身を震わせるから
毛布に包まりながら
火傷しそうなお茶を飲もう

誰でもない
誰かを夢見て
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2006.10.23 Mon l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
お鍋の中

くつくつと

色が踊る

お鍋の中

ことことと

色が廻る

たくさんのお野菜

塩と胡椒

それと鼻歌


お皿の中

ころころと

色が光る

お皿の中

つやつやと

色が濡れる

たくさんのお野菜

塩と胡椒

それからスプーン


いただきます
2006.10.23 Mon l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top