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変化を嫌うわけじゃないけど
変化を拒むわけじゃないけど
少しだけでいいから
前兆が欲しいよ

良くなることも
良くないことも
できれば少し
構えていたいの

明日の予定に困らぬように
次の行動に惑わぬように
ちょっとでいいから
予告が欲しいよ

だって
しようと思ってたこと
出来ないじゃないの
やろうと考えてたこと
出来ないじゃないの

お茶を入れようと思うのに
台所の扉が開かないみたいに
手紙を出そうと思うのに
どこにもポストがないみたいに

困っちゃうもの

少しでいいから
前以って教えてよ

ねぇ

書きたいこと
全部
弾かれちゃうのって

困っちゃうもの
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2006.10.19 Thu l 日々の罅 l コメント (2) トラックバック (0) l top
鉄塔の上から見下ろした
ぼくらの町は狭くて小さい
このまま飛翔したならば
きっと海まで届くだろう

配電線を綱渡りして
ぼくらの町を飛び越えていこう
幾つも塔を過ぎたなら
きっと空まで届くだろう

窮屈な靴を脱ぎ捨てて
ぼくらの町にさよならをしよう
踏みしめながら旅立ったなら
きっと明日まで届くだろう

狭くて小さいぼくらの町に
高くそびえた煙突一つ
歩きつづけて振り返ったら
さよならまたねと手を振った

電波塔から見下ろした
次の街は広くてでかい
このまま暮らしていくならば
あるいは野望に届くだろう

連なるビルの谷間で
この街は広くて狭い
前後も左右も空さえ小さく
なのに人だけ届かない

広くて大きく素早い街で
ぼくは迷って見失ってく
彷徨いつづけて振り返っても
誰もが止まらず横切っていく

遠い丘から見下ろした
ぼくらの町は夕日に光る
狭いからこそ隣の人に
きっと心が届くだろう

優しい優しいぼくらの町に
高くそびえた煙突一つ
見つめつづけて辿り着いたら
お帰りなさいと手を振った
2006.10.19 Thu l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top