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気が付けば
いつのまにか
満開になっている
庭の合歓の木のように

その始まりに
気付かないまま
時は熟している


気が付けば
いつのまにやら
変わってしまっている
いつも通る道のように

その変化に
気付かないまま
日々は移っている


そして

気が付けば
いつの日にか
終わってしまった
賞味期限のように

その終焉に
気付かないまま
機を逸してしまう


五感を研ぎ澄ませ
その始まりを捉えよう
第六感を働かせ
その変貌を予知しよう
泣かなくてもすむように
その終幕は自らで引こう


気が付けば
世の中が全て
違ってしまっている
そんなことも面白いけれど

この世界に
気付かないまま
そこに行きたくはないから
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2006.07.08 Sat l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top
降りしきる雨の中に
一粒のダイヤを
見つけることの出来る
あたしがいたとしても
ここから帰れる
道を見つけても

電車が弾き飛ばす
鉄の火花の中に
震える月のように
あたしが映る
明日は誰なのか

誰か教えてよ
ここにいると
当たり前のことでいいから
誰か騙してよ
生きていると

戻らないあたしに
ねえ


零したミルクの中に
隠れてる仔猫を
抱き上げることの出来る
あたしだったとしても
あなたは
見つからない

誰か伝えてよ
ここにいると
忘れかけた頃でいいから
誰か騙してよ
愛してると

眠りにつくあたしに
ねえ


誰か教えてよ
ここにいると
ありふれた言葉でいいから
誰か騙してよ
また会えると

さよならのかわりに
ねえ


                      (2005/06/07)
2006.07.08 Sat l 月々 l コメント (2) トラックバック (0) l top