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青空で見つけた白い月
あまりにも頼りなくて哀しくなる
あなたと見たあの日の月と同じ筈なのに
まるで捨てられた仔猫のようね
誰かの手を求めてる

ねえ 何が変わってしまったの
ねえ あなたがいないだけで
ほら
こんなにも消えてしまいそうな
昼下がりの月


帰り道見つけた銀の月
さよならと口にして泣きたくなる
あなたの瞳はあの月よりも冷たかったね
まるでありふれたドラマのようね
そのうちきっと忘れるの

ねえ 何が変わってしまったの
ねえ 私は変わらないのに
ほら
星空で輝き続けてる
あの月だって


覚えているかしら
あの日の言葉
あの月に誓うと言ったのに

波が月に導かれるように
月は太陽に照らされるように
いつまでも
変わらないと思いたかった

ねえ 何も変わっていないの
ねえ あなたはいないけれど
ねえ 何も言えなかったあの日は
ねえ 戻っては来ないけれど

ほら
やっと今
前を見て歩き出せるの

ほら
夕闇が舞い降りて


静かに輝き始めるあの月のように

あの月のように
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2006.05.30 Tue l 月々 l コメント (0) トラックバック (0) l top
ほんの少し遠回りして
逢いに行く

春の日の桜
五月の梔子

普段暮らしの中にある
お気に入りの場所

細い路地を通って
ただひとりきりで
逢いに行く


ほんの少し足をのばして
逢いに行く

秋の色の蔦
靄の立つ小池

どこにでもあるような
お気に入りの場所

どこかへと向かう途中の
そのついでに寄る
逢いに行く


それだけで
優しい気持ちになる

愛になる
2006.05.30 Tue l 日々の罅 l コメント (4) トラックバック (0) l top