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子どものようなお方
手に入らぬものなど
ないと思っておいでね

池に映る朧月とて
魚が跳ねたなら
砕けて消えてしまうものを

頬を濡らす涙も
朝の日が昇れば
乾いて消えてしまうものを


子どものようなお方
意にならぬものなど
ありはしないとお思いね

名にし負う花の命も
日々が過ぎたなら
朽ちて消えてしまうものを

乞うて燃える恋も
時が流れたなら
褪めて消えてしまうものを


子どものようなお方
私だけのものになど
なってはくださらぬでしょう

瑠璃の杯に映る
あの月よりも早く
時が経てばすり抜けてしまう

焚き染めた香の
残り香より薄く
時が経てば遠ざかってしまう


それならば私は

水面を照らす光だけを
遠くから眺めておりましょう


子どものようなお方
現し身の私は
貴方のものにはならぬけれど

この心は
掬い上げた掌中の月の如くに


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2006.05.12 Fri l 贈花膳 l コメント (4) トラックバック (0) l top
やってみなくちゃ分からない
予測して逃げ腰になるなんて愚の骨頂
いつの日にかね、なんて先延ばしにするな
今やらなくてどうして
そのうちやるつもりだなんて言いきれるものか

始めるのは今だ
今ですら遅すぎるほどだ
そうしているうちに身も心も
歳を取って動かなくなる
今ならまだ
飛ぶことが出来るんだと
翔けることが出来るんだと
奮い立たせていけ

甘っちょろい夢ばかり
偉そうに語っていちゃダメだ
どんな夢だって
口にしているだけじゃ始まらない
その足を踏み出さなければ
ただの世迷言だ

体裁を取り繕ったって
周囲を気にしたって
本当にやりたいことならば
今すぐにでもやるべきなんだ
あとで
やりたかったんだと
なりたかったんだと
偉そうに言うのは
ただの愚者だ

着地点なんて気にしちゃダメだ
雛鳥はまず
羽ばたくことだけを考えるんだ
飛び立ちもしないまま
先のことを考えても無駄さ
飛んでしまえば
世界は広いんだ
どこにでも
安全な着地点は見つかるものさ

行け
お前にはまだ
翔んでいける翼がある
駆けていける足がある

さあ
行け!!



                 (2005/04/04)





2006.05.12 Fri l 月々 l コメント (5) トラックバック (0) l top