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そこにあるもの

それを夢と言うのなら

私は確かに

夢を見てた


抱かれてる間

感じたぬくもりを

愛と呼ぶのなら

私は確かに

愛を手にしてた


そして

頬を伝うものを

涙と言うならば

私は泣いたりしない


笑って見送ろう

涙を見せなければ

哀しくないのだと言うのなら


この手を振り解こう

ぬくもりがなくても

愛と呼べるものがあるのなら


手に取って見せよう

絵空事もまた

そこにあることでかたちになるなら


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2006.03.22 Wed l 花膳 l コメント (2) トラックバック (0) l top
世の中は時折
思い出したように
手のひらを返す

素っ気ない冷たさで
春色の服を
濡らしていく

容赦ない表情で
桜色の花を
溶かしていく

空と街の境目がない
花曇りの昼


日常は時折
思い出したように
人を突き放す

味気ない毎日を
銀色の雨で
縫い付けていく

残酷な表情で
桜色の唇を
ほどいていく

夢と現の境目のない
花曇りの昼
2006.03.22 Wed l 花膳 l コメント (0) トラックバック (0) l top