とりとめもなく詩を書き散らしているブログですが、良かったら見ていってくださいませ。
ちなみに。
9割がたフィクションですので、どうぞ、その旨ご了承いただきますよう。
厭世的だったり、楽観的だったり、純愛だったり、不毛だったり、男性目線だったり、女性目線だったり、色々ですが、基本的にフィクションです。
もちろん、書いている以上ある程度は私の思想も反映されていますが、現実に起こっていることはあまりありません。
小話や歌詞と同じような感じで捉えてくださいませ。
それを踏まえたうえで、楽しんでいただければ幸いです。
あの星はもうないかもしれない
三つ並んだオリオンや
文字の形のカシオペア
君が大人になったころ
あの星は北極星じゃないかもしれない
ひしゃくを伸ばしたその先の
あそこに見えるあの星さ
そのころ地球はどうなって
僕らはどうしているのかな
たとえば地軸が傾いて
全てが海に沈むかも
たとえば星が落ちてきて
全てが燃えて尽きるかも
君が大人になるまえに
この星はなくなってしまうかもしれない
明日何が起こるのか
ホントのところは誰も知らない
君が大人になるころに
綺麗な世界であるようだといいね
だから僕らは少しでも
綺麗に世界を使うんだ
常夏の島を描く
青く光る空と
押し寄せる透明な海原
まばゆいばかりの白い浜辺に
降り注ぐ熱い太陽
吐く息が白い小部屋で
常春の山を描く
白くけぶる桜と
あふれ出す百花の乱舞
圧倒的なまでの萌えた新芽と
降りしきる春告げの歌
冷たさに震える身のままで
彩りの秋を描く
燃えるような赤い木々と
金色に照り映える黄の葉
温もりと冷たさの同居した風に
舞い落ちる渡り鳥の羽毛
忍び寄る寒さの夜更けに
厳寒の冬を描く
吹き付ける粉雪と
吹きすさぶ北風
息も出来なくなるような寒さと
降り積もる静寂の時間
こらえた涙は
淀んで濁って
腐っていくよ
心の奥を
蝕んでくよ
泣きたいのならば泣けばいいよ
流した涙は
ほどいて溶かして
乾いていくよ
心の奥を
洗っていくよ
いつでも泣いてよくはなくても
どこでも泣いてよくはなくても
泣きたいのならば泣けばいいよ
必要ならば胸を貸すから
(2008/11/21)
どこに向かっているのか
行き先は知っているのに
不意に分からなくなる
そんなときはないかい
学校への道
会社への道
自宅への道
明日への道
分かっているのに
道を外れたくなる
不意に目にした路地に
反対側のホームに
行ってしまいたくなる
そんなことはないかい
ほらまさに今
そんなときじゃないかい
近道も遠回りも
寄り道も迷った道も
どれもがすべて君の道
不意に分からなくなるときには
思いつくまま歩けばいいさ
(2008/11/19)
無かったことにはしないけど
それでもダメなんだ
お願いだ
僕を困らせないでくれないか
僕はただ
笑って君を迎えたいのに
僕はただ
扉を設けただけなのに
頑張りも努力も分かるけど
無かったことにはしないけど
それだけじゃダメなんだ
あなたを抱きしめてあげる
眠れない夜には一緒に
ぬくもり分け合いながら
同じ夢を見ようよ
手放せないタオルケットみたいに
あなたを抱きしめてあげる
あなたの優しさに包まれながら
くすぐったい気分で
同じ夜を過ごそうよ
母親と子どもみたいに
あなたを抱きしめてあげる
泣きたくなる夜には二人で
鼓動を分かち合いながら
同じ愛を感じよう
燃え残った手紙の言葉
色褪せた写真の景色
雨上がりの水溜りに残った人影
風の中に紛れたわずかなメロディ
どこにでもある
どこにもない世界
新しい恋を願おう
凍える体を自分で抱いて
新しい恋を祈ろう
明日会う人が恋しいとか
何気ない目線が愛しいとか
そういう恋がいつかあるように
誰かの腕が恋しくなる夜には
新しい恋を願おう
優しい指が欲しくなる夜には
新しい恋を祈ろう
凍える夜に流れる星に
たとえばゲームをしてみる
心を空っぽにして
ただひたすらに落ちてくるブロックや
つみあがるキューブや
そんなものを相手にしてみる
対戦相手なんて要らない
一人きり
そういうのが欲しいときもある






